果樹園で試食のりんご提供して12人食中毒 患者の便から「O157」検出 茨城県

茨城県の果樹園で起きた食中毒事件について、驚くべきニュースが入りました。果樹園で試食されたりんごを食べた12人が腹痛や下痢の症状を訴え、その中のいくつかの便からは腸管出血性大腸菌O157が検出されました。

集団食中毒の発生

茨城県の大子町にある「豊田りんご園」で、今月5日に試食のりんごを食べた来園者47人のうち、12人が腹痛や下痢の症状を訴え、病院で治療を受けることになりました。中には6歳の男の子と70歳代・80歳代の女性2人が入院し、そのうち男の子と70歳代の女性は重い状態で治療を受けています。

腸管出血性大腸菌O157の検出

食中毒の原因となったりんごからは腸管出血性大腸菌O157が検出され、保健所もこれを食中毒と断定しました。この事態を受け、豊田りんご園は現在、りんごの試食の提供を取りやめています。

この事件は、日々の生活に欠かせない食品安全性について改めて考えさせられるものです。食品の安全性には常に気を配り、信頼できる情報源からの情報を入手することが重要です。

記事元:TBSテレビ

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