名古屋地裁で行われた公判で、詐欺罪で懲役4年6月を求刑された被告の女性(21)が、名古屋地方裁判所の法廷で自分の思いを語りました。
りりちゃんの魔法に救われた
被告の女性は、男性2人から恋愛感情を利用して金をだまし取る詐欺犯として告発されました。公判では、彼女が自分のノートに書いた思いを約25分間にわたって読み上げました。
この日、被告の女性は赤いジャージー姿で出廷し、自分が犯したことに変わりはないが、どのように反省し、罪に向き合ったかを伝えたいと述べました。「被害者に深くおわびを申し上げます」とも謝罪しました。
女性は詐欺罪の被告である渡辺真衣被告(25)から「頂き女子りりちゃん」と名乗る人物のアドバイスを受け、男性をだます方法がまとめられた「マニュアル」を購入し、アドバイスを受けていたとされています。
彼女は法廷で、「大変な状況に陥っていたが、りりちゃんに救われた。私はただマニュアルに従っただけで、犯罪行為だとは意識していなかった」と述べました。だまし取った金は将来の投資のために使おうと考えていたようですが、「道徳的に考えるべきだったら、りりちゃんの魔法や洗脳に引っかからず、頂き女子にはならなかったと後悔しています」とも口にしました。
公認会計士への道へ
以前は公認会計士を目指し、週に50時間以上勉強をしていたと語った女性。「今後は公認会計士と弁護士の資格を取り、りりちゃんの魔法ではなく、正しい方法で女の子たちを救いたい」と述べ、再び被害を受けた方々に改めておわびを申し上げました。
この事件をきっかけに、彼女は自らの行いを深く反省し、将来の道を正すことを約束しました。
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