岸田首相〝焼け太り人事〟政権の「泥船」嫌って相次ぎ辞退者 屈指の親中派・林前外相の官房長官就任「絶望しかない」と識者

Image

岸田文雄首相は、政権を延命させるために安倍派の閣僚を一掃し、最大派閥である安倍派を切り捨てる人事を行う予定です。官房長官の後任には、岸田派の幹部であり、「政界屈指の親中派」とされる林芳正前外相が起用されます。林氏の起用は、他の候補が辞退したための手段とされています。

これにより、米中の対立が深まる中で、米国や中国の反応が注目されることでしょう。また、岸田派内でも政治資金収支報告書の不正が問題となっており、「焼け太り人事」「厚顔人事」などの批判が出ています。

岸田首相は人事について、「懸念が生じないよう、諸課題に対応するための体制」と語っていますが、閣僚人事は難航していると言われています。

岸田首相は今回の人事で、安倍派や二階派に加えて岸田派の疑惑も受けてしまいました。東京地検特捜部の捜査が本格化すれば、ますます混乱が広がる可能性があります。

ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、岸田政権を支える主流派が起用されたと指摘し、「剛腕」を起用するべきだったと述べています。彼は、岸田首相の求心力の低下や政治不信の解消にはならないと分析しています。

林氏の官房長官起用は、中国の反応を引き起こす可能性があります。中国事情に詳しい評論家の石平氏は、林氏を起用した岸田政権には絶望しかないとし、中国が大歓迎するだろうと述べています。

また、林氏の起用は「日本は譲歩する」という誤ったシグナルに受け取られかねないと指摘されています。

この人事により、岸田首相の立場がより困難になる可能性もあります。

野党が提出した内閣不信任決議案が否決されたものの、特捜部の捜査は本格化する予定です。安倍派事務総長や政調会長、参院幹事長などが辞任する見通しであり、混乱は続くでしょう。

岸田首相も、解散・総選挙や内閣総辞職、来年秋の自民総裁選についての対応について頭を悩ませています。

一連の出来事によって更なる混乱が予想される中、岸田首相の立場はますます困難になるでしょう。

Source link: 日本ニュース24時間