安倍派に大打撃!派閥パーティー裏金疑惑で東京地検特捜部が強制捜査

安倍派事務所の前に待機する報道陣

安倍派と二階派の事務所が、政治資金パーティーの裏金疑惑により東京地検特捜部による家宅捜索を受けました。この異例の強制捜査は、安倍派の勢力が岸田文雄首相の政権および党運営に与える大打撃となり、政権運営への影響はどうしても避けられません。

特捜部の係官たちが、安倍派事務所が入る自民党本部近くのビルに入っていく様子は、午前10時前、多くの報道陣が待機する中で行われました。同じく約100メートル先にある二階派の事務所も同様に強制捜査が行われました。カメラのフラッシュが光っている中、この事態の深刻さが伝わってきました。

安倍派と二階派の両方で、議員たちはパーティーの販売ノルマを超えて集めた資金を収支報告書の収入欄に記載せず、キックバックを受け取っていたとの疑惑が浮上しています。安倍派では、派閥側と議員側の両方がキックバックの受け取りについて報告書に記載しておらず、裏金疑惑が浮上しています。一方、二階派では、双方が報告書に記載していたとされています。

家宅捜索は、19日までに終了したとみられます。安倍派事務所の入るビルの駐車場からは、午後3時ごろに青いワゴン車が押収物を乗せて出て行きました。係官と思われる人物たちも、次々とビルから姿を消しました。

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