「群馬にリトルベトナムを」 ”難民”で来日の男性が地域貢献

日本ニュース24時間

群馬県内にリトルベトナムを作りたいという男性が注目を浴びています。山本雄次さんは、ベトナムから難民として日本にやってきましたが、現在はその経験を活かし、地域貢献に取り組んでいるのです。

ベトナムからの難民として

山本さんは、ベトナム戦争後の混乱から逃れるために家族と共に日本にやってきました。その時、たった3歳だった彼は、受け入れ国となった日本に移住することができました。その後、彼は日本語を習得し、両親や親戚の手続き代行など、幼い頃から日本への適応を手助けする役割を果たしてきました。

ベトナム人の世話役として

山本さんは、現在「DS in Japan」という会社の社長を務めています。この会社では、人材派遣や飲食店経営を行っており、ベトナム人労働者に対してのサポートを行っています。彼は、ベトナム人を直接雇用し、仕事を始める際の初期費用や運転免許の取得などを支援しています。これにより、彼らの生活基盤が整い、仕事にも積極的になることが期待されています。

コロナ禍での支援活動

山本さんは、コロナ禍で困窮するベトナム人や他の外国人に対して、弁当や米の無償配布を行いました。彼の地道な活動は、行政機関からも信頼を得ています。彼は地域に貢献したいという思いから、多文化共生を推進するために活動を行っているのです。

このような山本さんの取り組みは、多くの人々から支持を受けています。彼の存在は、群馬県内に新たな文化をもたらす可能性を秘めています。

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