ダイハツの不正問題、トヨタ側は「ダイハツの負担で自動車メーカーの根幹を揺るがす事態」と公表

ダイハツ工業による不正問題について、親会社であるトヨタ自動車が声明を発表しました。この問題はトヨタの根幹に関わるものであり、ダイハツにとっても大きな負担となる可能性があるとされています。

ダイハツの不正問題により出荷停止、トヨタも深刻な対応

ダイハツは第三者委員会の報告書により、衝突試験の不正が行われていたことを発表しました。この不正は従来の6車種だけでなく、既に生産終了した64車種にも及びます。そのため、すべての車種の出荷が停止されることとなり、多くのユーザーが不安に感じています。

トヨタの対応を公式サイトで公表

トヨタはこの問題に関して公式サイトで声明を公開しました。文書のタイトルは「ダイハツ工業による追加不正行為の判明ならびにトヨタ販売車両の出荷停止と今後の対応について」となっており、トヨタ自体も深刻な事態と受け止めています。

トヨタは文書の中で、「2013年以降、小型車を中心にOEM供給車を増やしており、これらの開発がダイハツの負担となっていた可能性があること、またダイハツにおけるこのような認証業務の状況を把握できていなかったことについて、深く反省している」と述べています。OEM車とは、他社が開発製造した車種を提供し、それに自社のエンブレムを装着して販売する車のことを指します。

まとめ

ダイハツ工業の不正問題に関して、トヨタ自動車が公式サイトで声明を発表しました。この問題は自動車メーカーの根幹を揺るがすものであり、ダイハツの負担となる可能性があるとして重く受け止められています。今後、トヨタとダイハツは一体となって対応策を取ることが求められています。

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