元従業員が4億円以上を流用か、長野電鉄子会社が告訴

長野県警察本部

長野電鉄の子会社である長電建設(長野市)は、元従業員が取引請求書を偽造し、長電建設の口座から約4億6600万円を私的に流用したと発表しました。長電建設によると、元従業員は、今年9月に長野中央署に告訴状を提出し、既に受理されています。

私的流用は、2014年11月から2022年9月までの約8年間にわたって行われました。長電建設は、架空の請求書を作成し、実際には存在しない取引を装って外注先への支払いを行ったとしています。元従業員は2022年11月に退職しました。

長電建設は弁護士と協議し、損害回復のための合理的な手段を講じるとともに、再発防止や社内教育の徹底に努めると発表しました。

長電建設は、長野電鉄の傘下であり、建築工事や不動産事業を手がけています。


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