菅直人元首相の長男、武蔵野市議補選で初当選!父も街頭で応援

菅直人元首相の長男、菅源太郎氏(51)が、東京都武蔵野市の市議補選で初当選しました。この選挙は、市議2人が市長選に出馬したことによる補選であり、立憲民主党からの公認候補として出馬しました。

世襲批判をかわして初当選!

源太郎氏は、過去に2度の衆院選挙に出馬し落選しており、今回が初めて立候補した議員の立場となりました。彼は「『顔も声も(父に)似ているが、どういう関係か』と言われる。名前は全然、浸透していない。あちら(父)は有名だが、私は無名の新人だ」と述べ、世襲批判をかわしました。しかし、告示日には菅氏が応援のマイクを握り、最終日も菅氏は息子の演説を見守るなど、力強いサポートを受けました。

紆余曲折の人生を持つ源太郎氏

源太郎氏は、街頭演説で自身の人生についても触れました。彼は不登校になった経験があり、苦労の連続でしたが、高校を中退後、市民活動をスタートさせました。政治は彼にとって親しいものであり、父の国会議員としての活動を身近に感じていたと語りました。また、彼の母親である伸子さんの出身地である岡山でも、2003年と2005年に民主党公認で衆院岡山1区に出馬しましたが、自民党の逢沢一郎衆院議員に敗れました。2013年からは父の秘書として働いていました。

市民自治を重視した政策を訴える

選挙中、源太郎氏は武蔵野市の市民参加と市民自治の継続性を強調しました。彼は「市民自治を途絶えさせてしまえば、『住みたい街』でもなくなってしまいます。前に進むためには、課題を解決し、問題意識を持ち行動する必要があります」と訴えました。

この市議補選では、自民党推薦の新人で会社経営者の山崎たかし氏(51)が最多得票で当選しました。菅源太郎氏は次期衆院選に向けた第一歩として、市民の信頼を集めるため、市政に貢献していくことを誓っています。

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