崩れたクリスマスケーキ、高島屋への苦情900件に拡大…「凍った状態でつぶれていた」

高島屋百貨店がオンラインで販売したクリスマスケーキの一部が崩れた状態で届いたという問題が発生しました。この問題に関して、同社への取材により、同様のケースが25日にも相次いでいたことが明らかになりました。

ケーキの配送に問題発生

高島屋によると、約2,900個のクリスマスケーキの注文があり、12月22日から25日にかけて配送されました。しかし、23日以降、「ケーキが崩れていた」との苦情が相次ぎ、25日の午後8時までに約900件の苦情が寄せられました。

原因究明中

これらのケーキは税込み5,400円で購入することができました。フランス料理店「レ・サンス」が監修し、埼玉県の菓子メーカー「ウィンズ・アーク」が製造・冷凍後、ヤマト運輸が配送を担当しています。神奈川県横須賀市にお住まいの男性(50歳)は24日の夕方にケーキを受け取った際に「凍った状態で一部つぶれていた。冷凍前に原因があるのではないか」と話しています。

現在、高島屋は原因を調査中であり、購入者には返金などの対応を行う予定です。レ・サンスのオーナーシェフである渡辺健善さん(60歳)は「お客様に喜んでもらうために作ったのに、期待を裏切って申し訳ありません」と話しています。

この問題については、高島屋以外でも同様のケースが起きているかもしれません。このようなトラブルが発生しないように、クリスマスケーキを購入する際には信頼できる販売業者を選ぶことが大切です。

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