裏金疑惑: 安倍派幹部を事情聴取、辛坊治郎が指摘

キャスターの辛坊治郎が自身の番組で、安倍派(清和政策研究会)幹部が東京地検特捜部によって相次いで任意で事情聴取されたことについて、「世論のガス抜き。検察のアリバイづくりだ」と指摘しました。

新たな火種の判断

東京地検特捜部が安倍派と二階派の関係先を家宅捜索した裏金疑惑に関して、岸田文雄首相は小泉龍司法務相と自見英子地方創生担当相を閣内に残す判断を下しました。この判断が新たな火種となっています。安倍派と二階派を巡る人事の整合性が問われているため、14日には安倍派の閣僚と副大臣の9人が交代しました。

世論のプレッシャー

辛坊治郎は、「5人衆」が検察による任意の事情聴取を受けたと報じられたことに対し、それは世論のガス抜きであり、何かが明らかになることはないと指摘しました。現在の世論は、「有名な議員を捕まえろ!」というものであり、検察はプレッシャーにさらされています。

検察のアリバイづくり

検察は世論対策のためにさまざまな情報を流しています。任意の事情聴取は、「捜査はしたんです」というアピールであり、検察審査会からの指摘に対して、「捜査はきちんと行いましたが、立件できませんでした」とアリバイを作るためのものです。

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Source: 日本ニュース24時間