「秘密基地」を作った職員2人が停職処分 「休憩場所ほしかった」

職員2人が地下の駐車場を「秘密基地」として占有していたことが発覚し、奈良県桜井市は彼らを停職処分にしました。この事件は、市のごみ処理施設で起きた問題です。

駐車場ピットを占有

市人事課によると、2人は3〜4月ごろから市グリーンパークの駐車場内の「ピット」に扇風機やマットなどの私物を持ち込み、休憩に使っていたそうです。このピットはかつては職員のオイル交換や点検をするために使用されていました。地下にあり、広さは縦2メートル、横4メートルほどです。

匿名のメールで発覚

今年9月、市へ匿名のメールが届き、調査が開始されました。市は「市財産を損ね、業務時間内に私物を持ち込んで私物化していた」として、顧問弁護士の意見を聞いた上で処分に踏み切ったとのことです。

2人は週に数回、収集業務の後や昼休憩の際にピットを利用していたと認め、「専用の休憩室が欲しかった」と話しています。

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朝日新聞社