2023年「不祥事」ランキング1位を予想!弁護士が振り返る10大ワーストニュース

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こんにちは皆さん、今日は2023年の不祥事についてお話しします。ビッグモーターの保険金不正請求や街路樹問題、旧ジャニーズ事務所の性加害問題、宝塚歌劇団の長時間労働やパワハラ問題など、今年は組織のあり方そのものを揺るがすような不祥事がたくさん起きました。

杉山大介弁護士は「法律的な話題も多い年だった」と振り返ります。編集部では杉山弁護士に、印象的な不祥事を1位から10位までランキングしてもらいました。

10位:老舗旅館「大丸別荘」大浴場の湯を“年2回”しか交換せず

福岡県筑紫野市の二日市温泉にある老舗旅館が、県の条例に違反して大浴場の湯を年に2回しか交換していなかったことが発覚しました。さらには消毒用の塩素も注入しておらず、最大で基準値の3700倍ものレジオネラ菌が検出されました。旅館運営会社の社長は謝罪会見を開きました。

杉山弁護士によると、温泉好きの彼にとっては非常に気になるニュースだったそうです。温泉の分析表を見ると、安全性を確認するのは難しいことも多いと言います。温泉を健康的に利用するには、宿の人を信頼するしかないのだそうです。

9位:埼玉県営プールの「水着撮影会」巡る騒動

6月に予定されていた水着撮影会が、県営プールの管理を担当する県公園緑地協会によって中止される騒動が起きました。しかし、実際には開催の許可条件が定められていたのは一部の施設だけであり、明確なルールが存在しなかったことが明らかになりました。

この問題は表現の自由と関連しており、弁護士の杉山さんは特に意識している事件だと言います。彼にとって、表現の自由は大した問題ではなく、むしろ批判を抑制する動きに反感を抱いているそうです。しかし、この事件では表現の自由が問われており、公共の場での権利の具体化など、普段の批判とは異なる側面があると指摘されています。

以上が今回のランキングの一部です。他のランキングも興味深いものばかりです。このような不祥事がたくさん起きた1年間を振り返ると、驚かされることでしょう。

ソースリンク: 日本ニュース24時間