三つどもえ政争に終止符!江東区長選での不正行為、遺恨を乗り越え木村家を利用

敵の敵は味方という言葉が一般的ですが、江東区長選では、敵の敵を利用することで再び平和を取り戻すきっかけとなりました。この長年続いた三つどもえ政争に終止符を打つべく、不正行為が行われたと報じられています。

不正選挙 柿沢議員逮捕 <下>

最初に柿沢議員の逮捕による不正選挙についてお伝えします。この事件が起こったのは、東京都江東区長選挙の告示から始まりました。木村弥生候補(58)は、ユーチューブに掲載した動画で、にこやかに自らへの投票を呼びかけました。4つの動画では、木村候補の名前が表示され、その動画は1週間で約89万回再生されました。

木村氏の短い政治経歴

木村候補は、父が自民党衆院議員だった勉(84)の娘であり、自身も2回の衆院比例選挙で当選した「2世議員」として知られています。ただし、彼女は京都を拠点に政治活動を行っており、江東区には縁がありませんでした。しかし、地元に戻った木村候補が区長選に出馬する機会を得ることとなったのは、柿沢未途衆院議員(52)(公職選挙法違反容疑で逮捕)のサポートによるものでした。

ネット戦略が功を奏す

現職の山崎孝明氏(4月に79歳で死去)に対抗し、票を集めるために、木村陣営はネット戦略に力を入れました。柿沢議員は木村候補に動画広告を提案し、撮影会場や手配を柿沢事務所で行いました。そして、木村候補は若者や女性から支持を受け、山崎氏の長男で元都議の一輝氏(51)らを破り、初当選を果たしました。広告費用は約38万円で、木村候補自身がクレジットカードで支払ったとされます。この有料広告は、選挙のネット活用が解禁されて以来の刑事事件として立件された初めてのケースとみられています。

政争の終焉

江東区では、長い間、柿沢氏、木村氏、山崎氏の3家が政争を展開してきました。柿沢氏の父である元外相の弘治氏(2009年に死去)は、木村勉氏と衆院選で2度対決し、1勝1敗の戦績を収めています。一方、山崎氏は「大物区長」として君臨し、国政でもその存在感を示していました。柿沢氏とは都議選で2度矛を交え、21年の衆院選では対抗馬を強力に支援して柿沢氏を苦しめました。しかし、木村候補を当選させた柿沢氏は、今後の15区の候補者選出において支部長に任命されるなど、その地位を確立することとなりました。

以上が江東区長選挙の結果とその背景についての最新ニュースです。不正行為を乗り越え、木村家が利用される形で政争が終焉を迎えたことは、多くの人々にとって朗報となるでしょう。

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