里見香奈清麗、藤井聡太名人に勝利!駒落ちなしで大金星を獲得

将棋界で注目の対局がありました。女流棋士の里見香奈清麗(31)が、藤井聡太名人(21)に勝利したのです。この対局は非公式戦の「王位・女流王位記念対局」で行われ、駒落ちのハンディはありませんでした。持ち時間には藤井名人が10分、里見清麗が1時間の差がありましたが、それでも女流棋士が藤井名人に大金星を挙げたのです。

藤井名人に女流棋士が勝利した珍しい対局

この対局は、「新聞三社連合」加盟各紙が主催する新春紙面を飾る毎年恒例の企画です。王位と女流王位が対局し、藤井名人は王位4連覇、里見清麗は女流王位5連覇中で、これまでの記念対局では藤井名人が3回勝利していました。

里見清麗の輝かしい戦績と攻勢の勝利

里見清麗は女流棋士として数々のタイトルを獲得しており、全冠制覇まであと一歩のところにいる実力者です。今回の対局では、里見清麗が得意の中飛車戦法で臨み、藤井名人は角を使って攻撃を仕掛けました。しかし、里見清麗はその攻撃を返し、中央突破を成功させて攻め込んできました。

里見清麗は毎日新聞の取材に対し、「競り合える将棋を目指して戦いました。指しやすくなっても緊張で一手一手を慎重に指しました。自分らしい攻め方で勝つことができたことを喜んでいます。藤井名人との充実した対局でした」と述べています。

女流棋士の勝利は珍しい

この記念対局で女流棋士が勝利するのは、10年に甲斐智美女流五段が広瀬章人九段に勝って以来、実に5回目です。女流棋士の活躍が目立つ中、里見清麗の大金星は将棋界に新たなる光をもたらしたと言えるでしょう。

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