岸田首相、原発についての質問をスルー…SNSでは「無視はありえない」と疑問の声

岸田首相

岸田文雄首相が4日、官邸で年頭記者会見を行った。会見では能登半島地震の政府対応について説明し、政治資金事件の影響を受けて「政治刷新本部」を来週発足させることも表明した。岸田首相は質疑応答の後、声を上げた記者からの原発に関する質問に答えることはなく、無視した。これに対して、SNSでは首相の対応に疑問の声が相次いでいる。

岸田首相、原発問題に沈黙

会見の冒頭で岸田首相は、政治資金規正法改正についての質問に答えた後、進行役が「以上をもちまして…」と会見を終了すると、1人の記者が原発についての質問を求めた。しかし、首相は記者を見つめながらも質問には答えなかった。進行役はメールでの質問を受け付け、後日回答すると説明した。

記者はあきらめずに「総理、原発再稼働はあきらめるべきではありませんか?地震大国の日本で原発の再稼働は無理だと今回分かったのではありませんか!答えてください」と大声で質問したが、首相は一礼して会見場を後にした。

SNSでは疑問の声が続出

首相の対応に対して、SNS上では疑問の声が相次いでいる。多くの人々が「聞く力をアピールしながら無視はありえない」「ここまで無視できるものか?笑みすら浮かべてるように見える」と首相の態度に疑問を呈している。

年頭の記者会見を終えた岸田首相

原発問題は日本にとって重要な課題であり、国民の関心も高い。岸田首相が原発についての質問をスルーしたことに対して、多くの人々が不満を抱いている。

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