ペット同乗サービス「スターフライヤー」に注目!航空会社の対応と海外の航空会社は?

東京・羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故が起き、ペットの客室同乗について注目を集めています。このような中、国内でペット同伴サービスを提供する航空会社が登場しました。

「スターフライヤー」とは?

スターフライヤーは、北九州空港に本社を置く航空会社であり、2022年3月27日に国内でペット同伴サービスを開始しました。ペットが健康でトレーニングも終わっているなどの条件を満たしていれば、同乗が可能です。そして、今月からは全ての路線の全便にサービスを拡大します。

ペット同乗には注意が必要

しかし、注意点もあります。スターフライヤーのサービス内容によると、ペットは緊急時の酸素サービスを利用することはできず、脱出の際にはペットを機内に置いて行かなければなりません。つまり、現段階では人命優先のため、ペットの命を守ることはできません。

海外の航空会社はどうなっているのか

海外の航空会社では、一部のペットを客室に同乗させることが許可されています。例えば、「エールフランス」「エア・カナダ」「アシアナ航空」「フィンエアー」「ルフトハンザドイツ航空」「ユナイテッド航空」「大韓航空」「デルタ航空」「KMLオランダ航空」などが挙げられます。

ただし、これらの航空会社では緊急脱出時の対応については公式サイトに明記されていません。問い合わせた結果、「ケース・バイ・ケースでスタッフの判断による」「現在、事故を受けて検討中」といった回答がありました。

「スターフライヤー」を始めとする航空会社のペット同乗サービスに関して自身のペットとの旅行を考える際には、各社の公式サイトを確認することが重要です。

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