避難所での自販機破壊と金銭盗難、目撃者の証言に衝撃

自動販売機

地震被災者の避難所である石川県立穴水高校で、衝撃的な事件が発生しました。避難所内の自動販売機が壊され、飲料と金銭が盗まれたという目撃者の証言が明らかになりました。

地震後、パニックの避難所で

事故を目撃した避難者や学校関係者によると、事件は地震直後の夜に発生しました。その時、避難者が次々と学校に集まり、約100人が共同生活を送っていました。学校は地震でガラスが割れ、誰でも自由に出入りできる状態でした。

到着した集団と事件の詳細

事件は午後8時頃、金沢ナンバーの車が学校庭に現れたことで始まりました。40代から50代の男女4、5人の集団が学校に入ってきました。集団は「緊急だから」とだけ話し、女性の指示の下、複数の男性がチェーンソーのような道具を使って自動販売機を破壊し、飲料と金銭を奪ったのです。

目撃者の一人は「学校中に響き渡るほどの大きな音が聞こえました。避難所はパニックになっており、誰も止めることができませんでした。」と驚きと恐怖を含んだ表情で語りました。島崎康一校長も「避難者たちが不安を感じている中での事件なので、許せません。」と憤っています。

この事件は地震被災者に対する冷酷な犯罪であり、被災地の人々に不安と心配を与えるものです。被災地での避難所の安全確保について改めて考える時がきたのかもしれません。

<出典元:日本ニュース24時間