【感動の物語】井ノ上書記官―命を懸けたイラク復興支援の旅

イラク復興支援の最中、妻は臨月で息子は2歳。井ノ上書記官は「早く帰ってやりたい」と願いながらも、凶弾に倒れてしまいました。彼が命を捧げた平和実現への願いとその軌跡に迫ります。

「芯が強く度胸もあった」戦後復興の支援の為に、50度超えるイラク中を駆け回る日々

井ノ上書記官は戦後のイラク復興支援のために尽力しました。彼は度胸のある人柄で知られていました。彼の追悼式では、井ノ上書記官の母校である宮崎県都城市立上長飯小学校で行われました。

井ノ上書記官の功績を忘れないために、彼の追悼式で平和の木「井ノ上桜」が植えられました。春にはたくさんの花を咲かせ、新入生たちを迎えます。

井ノ上書記官の追悼式

イラク戦争開戦直前、井ノ上書記官は命懸けの行動を

イラク戦争が開戦する直前、井ノ上書記官はイラクでの日本大使館からの避難命令を受けました。しかし、彼はイラク人職員と別れを惜しんでいました。「旅立つ際、何者かに襲撃され、命を落としてしまいました。

井ノ上書記官の勇気

20年が経ちましたが、井ノ上書記官の遺志は後輩たちに受け継がれています。彼の命を懸けた平和実現への願いは、私たちに勇気と感動を与えてくれます。

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