目撃した感動!能登半島地震で救助された男性の握手に警察官感激

能登半島地震で救助される男性

能登半島地震による広域緊急援助隊として石川県珠洲市に派遣された神奈川県警の隊員たちが、倒壊した住宅から44時間ぶりに高齢男性を救出するという感動的な救助活動を行いました。男性救出時に伸ばした手を強く握り返された神奈川県警の吉田警部補は、「絶対に助けるという気持ちが強くなった」と振り返りました。

救出劇の舞台裏

神奈川県警からの機動隊など36人が第1陣として派遣され、小松空港から自衛隊のヘリコプターに乗って現地入りしました。陸路が寸断されていたため、ヘリコプターが唯一の移動手段でした。

3日午後、倒壊した住宅内で救出作業が行われました。男性が住宅内の天井部分から手が見える隙間へ向かって声をかけると、男性は危険な状況にもかかわらず力強く握り返しました。その後、男性は妻と再会し、救助隊員に対して「命だけでなく、心も救われた」と感謝の気持ちを伝えました。

情報収集の困難さ

県警は他にも60代の女性を救助しましたが、陸路が寸断されていたために持ち込んだ重機が使用できず、限られた資機材での活動を余儀なくされました。また、地震発生時に住人以外の親戚が集まって被災してしまったため、全員の安否確認などの情報収集にも時間がかかりました。

県警は第2陣も派遣し、引き続き救助活動を行っています。

この感動的な救出劇には、多くの人々が心を打たれました。被災地で一丸となって救助活動を行う神奈川県警の隊員たちに、心からの感謝と敬意を表します。

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