写真:読売新聞
最大震度7を記録した能登半島地震による被害が続いています。石川県では、死者が128人に上り、避難者は2万8000人を超えました。被災者の安全確保と長期的な避難生活への対応が課題となっています。
県内での被害状況
石川県によると、輪島市で69人、珠洲市で38人、穴水町で11人などが亡くなりました。多くは倒壊した建物の下敷きになった圧死の可能性が高いとされています。また、倒壊家屋からの救助要請が相次ぎ、現場では警察関係者が「輪島市内の被害はほぼ圧死」と述べています。
雪の中、捜索活動が続けられています。
土砂崩れ被害と安否不明者
穴水町では住宅3棟が土砂崩れの被害を受け、5人が亡くなりました。さらに、11人が巻き込まれたとみられており、警察が身元確認を進めています。県は現在、195人の安否不明者の氏名を公表しており、救助活動が続いています。
救助・支援活動
自衛隊は約40機のヘリコプターや艦艇を投入し、物資の輸送や緊急搬送を行っています。警察も全国の広域緊急援助隊ら約1200人を派遣し、捜索や救助活動にあたっています。
雪の影響と今後の展望
今後の天候予報によると、能登地方では8日朝までに最大30センチの降雪が予想されています。大雪の可能性があるため、県は通行止めなどの交通規制を発表しました。
また、能登地方では1日から7日の間に計1158回の震度1以上の地震が観測されています。
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