【老けない食事法】タンパク質偏重は逆効果?美肌と健康を保つ黄金バランスとは

近年、美容や健康に関心の高い人々の間で「タンパク質ブーム」が到来していますね。確かに、タンパク質は肌や筋肉、骨、血液など、私たちの体を構成する重要な栄養素です。しかし、 老けない体を手に入れるためには、タンパク質だけを摂取すれば良いというわけではありません。

タンパク質過多で老け顔に?驚きの真実

実は、 タンパク質ばかりを摂取する食生活は、老化を加速させる可能性がある ことをご存知でしょうか?

炭水化物や脂質を極端に制限し、タンパク質に偏った食事を続けると、私たちの体はエネルギー不足に陥ります。すると、本来であれば筋肉や骨の生成に使われるはずのタンパク質が、エネルギー源として消費されてしまうのです。

その結果、 肌のハリや弾力が失われ、シワやたるみの原因に繋がってしまう のです。また、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下することで、太りやすく、痩せにくい体質になってしまう可能性も。

管理栄養士が推奨!若々しさを保つ食事の黄金比率

では、どのように食事をすれば、いつまでも若々しく、健康な体を維持できるのでしょうか?

ポイントは、タンパク質、炭水化物、脂質をバランス良く摂取すること です。

日本抗加齢医学会指導士である管理栄養士の森由香子氏によると、1日の総エネルギー量の 50~65%を炭水化物、20~30%を脂質、残りをタンパク質で摂取するのが理想 だと言います。

ご飯とおかずのバランスの取れた食事ご飯とおかずのバランスの取れた食事

例えば、お茶碗軽く一杯(約150g)のご飯には、約55gの炭水化物が含まれています。

美肌と健康を保つ秘訣!毎食、主食を食べることを意識しよう

ついつい、ダイエットのためにご飯やパンなどの主食を抜いてしまう方もいるかもしれません。しかし、 主食は私たちにとって重要なエネルギー源 。毎食、適量の主食を摂取することで、タンパク質が体作りに有効活用され、若々しさを保つことができるのです。

また、 脂質も重要な栄養素 の一つです。ホルモンの生成や体温維持、細胞膜の構成など、様々な役割を担っています。

健康的な油を摂ることを意識し、バランスの取れた食事を心がけましょう。

美しく、健康な体を手に入れるために、今日から食事を見直してみませんか?