【衝撃告白】幹希の里、実母と祖母からの誹謗中傷で分籍へ SNS時代の家族問題とは

近年、インターネットの普及とともに深刻化しているSNSでの誹謗中傷。その被害は個人だけでなく、家族や職場にも及びかねません。今回ご紹介するのは、大相撲力士である幹希の里関が、なんと実母と祖母から誹謗中傷を受けていたという衝撃的なニュースです。

若き力士を襲った家族からの誹謗中傷

2023年10月23日、西岩部屋所属の力士・幹希の里関が、自身の公式ホームページで驚きの事実を公表しました。3ヶ月にわたり、西岩部屋に対する誹謗中傷を繰り返していたSNSアカウントの持ち主が、 実は実母と祖母であったというのです。

西岩部屋の公式HPより西岩部屋の公式HPより

幹希の里関は弁護士を通じて発信者情報開示請求を行い、その結果、アカウントの特定に至ったとのこと。当初は実母を疑いながらも、本人に確認したところ否定されたそうですが、最終的に2人の身内による犯行であることが発覚しました。

弟の引退と時期を同じくして始まった誹謗中傷

幹希の里関は兵庫県出身の19歳。2020年3月に初土俵を踏んだ若手力士です。彼には弟もおり、同じ西岩部屋に所属していましたが、8月に引退しています。

誹謗中傷が始まった時期と弟の引退時期が重なることから、家族と部屋の間で何らかのトラブルが発生していた可能性も考えられます。具体的な原因は明らかになっていませんが、一連の出来事から、家族関係が複雑に絡み合っていることがうかがえます。

分籍という決断、そして相撲への決意

幹希の里関は一連の出来事を受け、精神的な負担から部屋を離れることを決意。 しかし、彼の相撲に対する情熱は消えていません。発表文の最後には、「まだまだ自分の思いは書き切れませんが、ここからは九州場所に向けて集中します。これからも一生懸命西岩部屋で頑張ります」と力強い言葉が綴られています。

SNS時代の新たな家族問題

今回の出来事は、私たちにSNS時代の新たな家族問題を突きつけています。匿名性の高いインターネット上では、誰でも簡単に誹謗中傷を書き込むことができてしまいます。

しかし、その言葉は時として、刃物よりも鋭く人を傷つけ、取り返しのつかない事態を招く可能性もあることを忘れてはなりません。

幹希の里関の決断とこれからの活躍を応援するとともに、私たち一人一人が、インターネットと健全に向き合い、責任ある行動をとることの重要性を改めて認識する必要があると言えるでしょう。