台湾の蔡英文前総統が「完全に私的な旅行」で来日　中国政府ブチギレて日本に抗議「一つの中国の原則を守れ！」

台湾・蔡英文前総統が来日　中国は日本に抗議

Yahoo!ニュース（共同通信）によると、台湾の蔡英文前総統が「私的な旅行」として日本を訪問した。詳細な日程は明らかにされていないが、滞在中に政治的な活動を行う予定はないとされる。一方で、中国政府は強く反発し、日本側に抗議した。

蔡氏は総統退任後も国際的な知名度が高く、民主主義や台湾の安全保障を語る象徴的存在となっている。今回の来日は公式訪問ではないものの、中国は「台湾独立勢力に誤ったシグナルを与える」と批判。日台間の人的交流が敏感な外交問題に直結する構図が改めて浮き彫りになった。

ネットの反応

「私的旅行にまで抗議するのは中国の過剰反応」

「蔡英文の存在感は健在。民主主義の象徴として歓迎したい」

「日本政府はもっと堂々と台湾を迎えるべき」

解説

蔡英文氏の来日は、公式な外交行事ではないが象徴的な意味を持つ。日台の接近を嫌う中国の抗議は想定通りであり、むしろその過敏さが台湾の国際的地位を際立たせる結果となっている。日本にとっては経済・安全保障の両面で台湾との関係を深めたい一方、中国への配慮を無視できない難しいバランスが続く。