10月26日、ドジャースとヤンキースによるワールドシリーズ第1戦がフジテレビで放送されました。午前中に生中継された試合でしたが、なんと午後7時からもダイジェスト版が再放送されることに。この影響で、同日放送予定だった人気バラエティ番組『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』はまさかの放送休止。SNS上では、「大谷ハラスメントだ！」とフジテレビへの批判が殺到する事態となっています。
度重なる“大谷優先”に視聴者から不満噴出！
「大谷選手人気に乗っかって視聴率稼ぎでは？」「他の番組を犠牲にしてまで再放送する必要はあるのか？」
今回のフジテレビの編成に対して、視聴者からは厳しい声が相次いでいます。
大谷翔平選手が出場した試合の再放送の影響で、他の番組が休止や短縮を余儀なくされる事態が相次いでいる。
今回の騒動の発端となったのは、大谷翔平選手所属のドジャースが、10月21日のメッツ戦で勝利し、4年ぶりにワールドシリーズ進出を決めたこと。国民的スターの活躍に、日本中が熱狂する一方で、その過熱ぶりは、時に思わぬところに影響を及ぼしています。
野球ファンからも疑問の声？ DeNA三浦監督のインタビューがカット
今回の騒動で特に問題視されているのが、既存の番組を休止してまで、なぜ午前中に放送された試合のダイジェスト版を再放送する必要があるのか、という点です。
「生中継ならまだしも、再放送にまで大谷選手を優先する必要があるのか？」
多くの視聴者が、フジテレビの“大谷偏重”ともとれる編成に疑問を感じているようです。
さらに、同日午後5時からは、TBSでセ・リーグのクライマックスシリーズを勝ち抜いたDeNAとソフトバンクによる日本シリーズ第1戦が生中継される予定となっていました。
「DeNA対ソフトバンクの試合は、日本シリーズ進出を決めたDeNA・三浦大輔監督のインタビューが放送されないまま、突如ドジャース戦に切り替わってしまったんです。野球ファンからも、『せっかくの日本シリーズなのに』と落胆の声が上がっています」（スポーツ紙記者）
今回のフジテレビの編成は、野球ファンにとっても納得のいくものではなかったようです。
フジテレビの“大谷愛”は行き過ぎ？
度重なる“大谷優先”の編成に、視聴者からは「大谷選手は確かに素晴らしい選手だが、なんでもかんでも大谷選手中心に番組を組むのはいかがなものか」「他の番組や出演者、そして視聴者を軽視しているように感じる」といった批判の声が上がっています。
一方で、「大谷選手の活躍は日本にとって明るいニュースであり、それを少しでも多くの人に届けたいというフジテレビの気持ちは理解できる」といった擁護の声も。
今回のフジテレビの編成は、大谷選手の活躍を伝えることと、他の番組や視聴者の理解を得ることのバランスの難しさを改めて浮き彫りにしたと言えるかもしれません。
