秋の園遊会、愛子さま初の振袖姿で華やかに彩る

天皇皇后両陛下主催の秋の園遊会が、赤坂御苑で盛大に開催されました。注目を集めたのは、愛子さまがピンク色の可憐な振袖姿で公務に臨まれたこと。今回が和装での公務デビューとなり、その華やかなお姿は多くの国民の心を掴みました。

愛子さま、初の振袖姿で園遊会デビュー

皇室行事の中でも特に華やかな園遊会。天皇皇后両陛下、そして皇族方が各界の功労者と交流を深める貴重な機会です。今回の秋の園遊会では、愛子さまが初めて振袖姿で公務に臨まれました。淡いピンク色の振袖は、愛子さまの清楚な雰囲気にぴったりとマッチし、国民に新鮮な感動を与えました。愛子さまは、秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまと並んで国歌斉唱に耳を傾けられ、初めての和装での公務に臨む緊張感の中にも、凛としたお姿が印象的でした。

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オリンピック・パラリンピックメダリスト、各界の著名人ら約1900人が出席

今回の園遊会には、スポーツ界、文化界、経済界など、様々な分野で活躍する約1900人が招待されました。中でも、東京オリンピック・パラリンピックで活躍したメダリストたちの姿はひときわ輝きを放っていました。柔道男子の阿部一二三選手、女子やり投げの北口榛花選手、体操男子の橋本大輝選手、スケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手、女子ストリートの西矢椛選手、パリパラリンピック車椅子テニスの上地結衣選手など、多くのメダリストが天皇皇后両陛下と歓談のひとときを過ごしました。また、新国立競技場の設計で知られる建築家の隈研吾氏など、各界の著名人も出席し、華やかな雰囲気に彩りを添えました。

コロナ禍以降初、御料牧場のジンギスカン復活!招待者名札にも変更が

コロナ禍の影響で一時中断されていた、御料牧場で生産された肉を使ったジンギスカンと焼き鳥の提供が、今回の園遊会でついに再開されました。招待客にとっては、特別な場所で育まれた食材を味わう貴重な機会となりました。 また、以前SNSなどで批判の声が上がっていた、招待者の配偶者の名札については、今回から本人の名前が明記されるように変更されました。皇室行事における細やかな配慮が伺えます。

皇室ジャーナリストの山下明子氏(仮名)は、「愛子さまの振袖姿は、まさに国民の期待に応える華やかさでした。伝統的な装いをまとい、堂々と公務に臨まれるお姿は、皇室の未来を担う存在としての自覚を感じさせます。」とコメントしています。

秋の園遊会は、天皇皇后両陛下と国民との繋がりを再確認する場として、改めてその意義深さを示しました。