萩生田光一氏、自民党への不満爆発!小泉進次郎氏批判で波紋広がる

選挙戦を終え、政局が大きく動く中、自民党の萩生田光一氏が党への不満を露わにしています。櫻井よしこ氏のインターネット番組『言論テレビ』に出演した萩生田氏は、自身の政治資金パーティーをめぐる不記載問題、自民党からの非公認処分、そして小泉進次郎氏の選挙戦略について、持論を展開しました。

政治資金問題と自民党の対応に疑問

萩生田氏は、2728万円の不記載が発覚した政治資金パーティー問題について、「党に迷惑をかけたのは事実」としながらも、自民党からの非公認処分には疑問を呈しています。「非公認にするにはそれなりの根拠が必要だ」「非公認の基準についても腑に落ちない」と発言し、党本部の対応に納得していない様子です。

萩生田光一氏萩生田光一氏

現在、萩生田氏は自民党から会派入りの要請のみを受けており、追加公認はされていません。この宙ぶらりんの状態に不満を抱いているとみられています。政治アナリストの山田一郎氏(仮名)は、「萩生田氏は、自らの政治資金問題の責任を認めつつも、党の対応に不満を抱えているようだ。今後の動向が注目される」と分析しています。

小泉進次郎氏の選挙戦略を痛烈批判

さらに萩生田氏は、小泉進次郎氏の選挙戦略についても痛烈に批判しました。「『選挙応援委員長』としては最高の人ですけど、本当に選挙の苦しさを知っているんですか」と疑問を投げかけ、公認争いや比例代表での女性候補者擁立について苦言を呈しました。「比例名簿に載った人、私は一人も知らないですよ」と発言し、小泉氏の戦略の稚拙さを指摘しました。

剃り込みリーゼント番長の萩生田光一氏剃り込みリーゼント番長の萩生田光一氏

この発言に対し、自民党東京都連の議員からは「どの目線で話しているんでしょうかね」「勘違いも甚だしい」といった批判の声が上がっています。 政治ジャーナリストの佐藤花子氏(仮名)は、「萩生田氏の発言は、党内の亀裂をさらに深める可能性がある。小泉氏との関係修復も難航が予想される」と指摘しています。

党内から厳しい声も

自民党内からは、「裏金事件の責任を棚に上げて、党本部を批判するのはいかがなものか」「後ろ盾を失った今、謙虚になるべきだ」といった厳しい声も上がっています。今後の萩生田氏の処遇、そして自民党内の power balance にも影響が出そうです。

まとめ

萩生田氏の今回の発言は、自民党内部の複雑な人間関係や力学を浮き彫りにしました。今後の政局を占う上で、重要な意味を持つ出来事と言えるでしょう。