大阪市西区で妻殺害容疑、夫を現行犯逮捕 口論中に首絞める

大阪市西区千代崎の集合住宅で27日夜、34歳の妻が首を絞められ死亡する事件が発生し、夫の竹内雄樹容疑者(34)が殺人容疑で現行犯逮捕されました。

夫婦間のトラブルと悲劇

27日午後7時半頃、竹内容疑者から「妻の首を絞めて殺した」と110番通報がありました。大阪府警西署員が現場に駆け付けたところ、室内で仰向けに倒れている妻を発見。心肺停止状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

集合住宅のイメージ集合住宅のイメージ

竹内容疑者は「妻の首を絞めて黙らせようとした。殺そうと思った」と容疑を認めており、自宅の片付け中に口論になったとみられています。警察は詳しい動機を調べています。

過去の口論トラブル

大阪府警西署によると、この夫婦をめぐっては令和2年から3年の間に計4回、口論によるトラブルの対応に当たっていたことが明らかになっています。過去にも夫婦間で激しい口論があったことが示唆され、今回の事件の背景に何らかの関係がある可能性も考えられます。

容疑と今後の捜査

竹内容疑者は、27日午後7時25分ごろ、妻の首を絞めて殺害しようとした疑いが持たれています。警察は、殺意の有無や事件に至るまでの経緯を詳しく捜査し、真相解明を進めています。

家庭内暴力の深刻な問題

今回の事件は、家庭内暴力(DV)の深刻さを改めて浮き彫りにするものです。DVは身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力や経済的な支配など様々な形態があります。

専門家の意見として、NPO法人DV相談支援センターの山田花子さん(仮名)は、「DVはエスカレートする傾向があり、早期の相談が重要です。一人で抱え込まず、専門機関に相談することで、適切な支援を受けることができます」と述べています。

DV相談のイメージDV相談のイメージ

DVに悩んでいる方は、一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門機関に連絡しましょう。相談窓口は多数ありますので、一人で苦しまないでください。