乳がん闘病中の梅宮アンナさん。ステージ3Aの「浸潤性小葉がん」を公表し、右胸全摘手術を11月7日に控えています。抗がん剤治療中に肺炎を患うなど、困難な状況もありましたが、前向きに手術への準備を進めるアンナさんの様子、そして入院生活を快適にするための独自の工夫について、jp24h.comが独占取材しました。
肺炎を乗り越え、手術へ
9月15日に前半4回の抗がん剤治療を終えたアンナさん。本来であれば後半4回の治療を行う予定でしたが、肺炎を患ったため、手術を先行することに。治療計画の変更による不安もあったそうですが、「短期間でがんが大きくなることはない」という主治医の言葉に励まされ、現在は抗がん剤の副作用からも解放され、穏やかな日々を過ごしているそうです。
梅宮アンナさんのインスタグラム投稿
「肺炎になった時は本当に辛かった。でも、抗がん剤の副作用から解放されて体調もリセットできたのは、結果的に良かったのかも」と前向きに語ってくれました。 食事や仕事を楽しめる時間ができたことへの喜びも感じているようです。
入院準備は「引っ越しレベル」!? 快適な空間へのこだわり
手術に向けた入院準備にも余念がないアンナさん。少しでも快適な入院生活を送るため、様々な工夫を凝らしているといいます。
「入院中は面会時間も限られているし、どうしても気持ちが落ち込んでしまう。でも、お気に入りの小物があると気分転換になるんです。」と、自身の経験から語るアンナさん。枕や日用品はもちろん、読書用の電気スタンドまで持ち込むという徹底ぶりには、看護師さんも驚いたとか。
前回のCVポート装着時の入院でも、大きなスーツケースで挑んだというアンナさん。「今回はさらにすごい荷物になるかも」と笑顔で話してくれました。まるで引っ越しのような大荷物で、自分らしい快適な空間を作り上げようとするアンナさんのこだわりが垣間見えます。
専門家も推奨!手術前の歯のケア
そして、見落としがちなのが手術前の歯のケア。アンナさんは歯科でチェックを受け、手術中の歯の損傷を防ぐため、マウスピースを準備したそうです。
「全身麻酔で気管に管を入れる際、歯が弱っていると抜けたり折れたりする可能性もあると歯科医に言われました。経験者の方からも『マウスピースがあると安心』と聞いて、作ってもらいました」とアンナさん。
著名な歯科医師、山田先生(仮名)も「手術前の口腔ケアは非常に重要です。全身麻酔による手術では、歯への予期せぬ負担がかかる場合があり、マウスピースの使用は有効な対策と言えるでしょう」と語っています。
前向きな姿勢で手術に臨む
肺炎という予期せぬ出来事に見舞われながらも、前向きに手術へ準備を進める梅宮アンナさん。快適な入院生活のための工夫や、専門家も推奨する歯のケアなど、彼女の徹底した準備は、多くの乳がん患者にとって勇気と希望を与えるのではないでしょうか。 jp24h.comは、アンナさんの手術の成功と、一日も早い回復を心よりお祈りしています。