中山秀征氏が、ABCテレビ「これ余談なんですけど…」で、故やしきたかじんさんとの驚きのエピソードを披露しました。生放送中に起きたハプニングとは一体何だったのでしょうか?この記事では、当時の緊迫した状況や中山氏の機転、そしてたかじんさんのこだわりについて詳しく解説します。
生放送で勃発!たかじんさん激怒の事件
1992~1993年にテレビ朝日で放送されていた深夜番組「M10(マグニチュード テン)」での出来事です。やしきたかじんさんが料理を振る舞うコーナーに、中山秀征氏と大竹まこと氏がゲスト出演。大物ゲストを迎える緊張感の中、事件は起こりました。
たかじんさんは料理好きで、レシピを事前にスタッフに送るなど、準備は万全だったそう。しかし、生放送中にたかじんさんとフロアディレクターの間で、ある調味料をめぐって口論が勃発。「味の素ないんかい」とスタッフに問いかけたたかじんさん。しかし、準備されていなかったようで、怒りが爆発。「お前に聞いとんじゃーーー!!」と激怒し、スタジオを出て行ってしまったのです。
中山秀征氏
中山秀征と大竹まことの機転!レシピ片手に料理に挑戦
CMを挟み、再開した番組には、たかじんさんの姿はなく、中山氏と大竹氏だけが残されていました。混乱の中、二人はたかじんさんが残したレシピを頼りに、料理を作り始めたのです。料理番組の経験もある中山秀征氏ですが、予期せぬ事態に戸惑いながらも、大竹氏と共に生放送を乗り切ろうと奮闘しました。
たかじんさんの料理への情熱とこだわり
このエピソードからは、たかじんさんの料理に対する情熱とこだわりが垣間見えます。レシピを事前に送るなど準備周到だった一方で、調味料が揃っていないことに激怒するほど、味への妥協を許さないプロ意識の高さを持っていたことが伺えます。
料理研究家のA氏(仮名)は、「プロの料理人は、食材や調味料に強いこだわりを持つものです。たかじんさんも、自身の料理に対する情熱とプライドから、完璧な状態を求めていたのでしょう」と語っています。
番組降板という衝撃の結末
結局、たかじんさんはこの番組を降板することに。生放送中のハプニングは、思いもよらぬ結末を迎えたのでした。当時の状況を振り返り、中山氏は「たかじんさんの番組でたかじんさんいないんですよ」と、驚きと戸惑いを隠せない様子でした。
まとめ:伝説的エピソードから学ぶプロ意識
中山秀征氏が語ったやしきたかじんさんとのエピソードは、生放送ならではのハプニングと、たかじんさんの料理への情熱が強く印象に残るものでした。予期せぬトラブルにも冷静に対処した中山氏と大竹氏の機転も見事でした。この出来事は、エンターテイメントの世界におけるプロ意識の大切さを改めて教えてくれる、貴重なエピソードと言えるでしょう。