近年、自然豊かな観光地として人気を集める中国貴州省で、信じられない出来事が起こりました。なんと、女性が公道を勝手に封鎖し、通行料を徴収しようとしていたのです。この「関所女」の行動は、SNSで拡散され大きな波紋を呼んでいます。一体何が起こったのでしょうか?
公道を赤い紐で封鎖、通行料を要求する「関所女」
10月28日、貴州省のとある未舗装道路で、赤い紐を張って通行人を止めようとする女性の姿が目撃されました。彼女は、通行を希望する人々に「通りたいなら料金を払って!」と要求。あまりの身勝手な行動に、周囲の人々は驚きと怒りを隠せませんでした。
赤い紐で道路を封鎖する女性
ヒップアタックも効果なし!一歩も引かない「関所女」
この女性の横暴な振る舞いに、バイクに乗った通行人がヒップアタックを仕掛ける場面も。しかし、女性はひるむことなく、車の前に仁王立ちを続け、通行料の支払いを要求し続けました。
ヒップアタックをするライダー
観光客増加を狙った金儲けが目的か?
地元メディアによると、この地域は近年、自然豊かな観光スポットとして人気が急上昇。女性は、この増加する観光客を狙って通行料を徴収し、金儲けを企てたとみられています。
中国の有名旅行評論家、李華氏(仮名)は、「観光客の増加は地域経済にとって喜ばしいことですが、このような違法行為は観光客の信頼を損ない、地域のイメージダウンにつながる」と警鐘を鳴らしています。
警察が出動、道路は解放
騒ぎを聞きつけた警察が現場に駆けつけ、女性を拘束。地元政府はメディアに対し、「この道路は公道であり、通行料を支払う必要はない」と発表しました。道路は無事に解放され、通行は再開されました。
まとめ:観光地のルールとマナーの重要性
今回の「関所女」事件は、観光地におけるルールとマナーの重要性を改めて浮き彫りにしました。観光客も地元住民も、ルールを守り、互いに尊重し合うことが、持続可能な観光を実現するために不可欠です。貴州省の美しい自然を守るためにも、このような行為は決して許されるべきではありません。