Snow Manの目黒蓮さんが出演した感染症対策をテーマにした特別番組が、一部視聴者から批判を浴びています。一体何が起こったのでしょうか？本記事では、番組の内容と視聴者の反応、そして今後の番組制作への期待について掘り下げていきます。
感染症特番がまさかの商品紹介？批判の嵐
2024年11月10日、フジテレビ系で放送された特別番組『つたえたい～僕たちは感染症時代を生きている～』に、Snow Manの目黒蓮さんがナビゲーターとして出演しました。番組は新型コロナウイルス感染拡大から4年が経過した今、感染症対策について改めて考えるというテーマで制作されました。
目黒蓮
目黒さんは国立感染症研究所や愛知県扶桑町の児童クラブを訪問し、感染症対策の現状をリポート。しかし、番組後半になると、突如としてキリンのプラズマ乳酸菌飲料の開発秘話が20分以上にわたって放送されたのです。
この展開に、視聴者からは「感染症を利用したプラズマ乳酸菌の宣伝番組だった」「コロナ禍で頑張った人たちの番組かと思ったら、ヨーグルトの宣伝じゃないか」「見て損した」といった批判の声が殺到しました。
キリンとフジテレビの思惑？目黒蓮“利用”疑惑
目黒さんは「午後の紅茶」やビール「晴れ風」など、キリングループのCMに多数出演しています。また、今回の番組を制作したのは、目黒さんが主演を務めたドラマ『海のはじまり』を放送したフジテレビ。
これらの事実から、一部の視聴者はキリンとフジテレビが話題性のある目黒さんを“利用”したのではないかと疑念を抱いているようです。 芸能評論家の山田花子さん（仮名）は、「目黒さんの人気にあやかろうとした魂胆が見え隠れする。視聴者を欺くような番組構成は、不信感を招くだけだ」と指摘しています。
番組本来の意義はどこへ？視聴者の失望
番組は放送前から感染症対策がメインテーマであること、目黒さんが現場を取材することなどを強くアピールし、“社会派番組”という側面を打ち出していました。
しかし、実際の内容は商品紹介に重点を置いた構成だったため、「だまされた」と感じ、失望した視聴者も少なくなかったようです。
目黒蓮
今後の番組制作に期待すること
スポンサーによって成り立っている民放テレビ局とはいえ、視聴者の期待を裏切るような番組構成は避けるべきです。情報番組は視聴者の信頼があってこそ成り立つもの。今回の件を教訓に、より質の高い番組制作が求められます。
視聴者も、番組の内容を批判的に見る目を養うことが大切です。 メディアリテラシーを高め、情報に踊らされないように注意しましょう。
今回の騒動は、視聴者にとって、番組の真意を見極めることの重要性を改めて認識させる機会となったと言えるでしょう。
