今週の天気は目まぐるしく変化しそうです。15日(金)から17日(日)までは雨模様の日が続き、気温は高め。しかし、17日(日)の雨を境に一気に寒気が流れ込み、18日(月)には北海道で平地でも雪が積もる可能性があります。その他の地域でも気温が急降下し、真冬並みの寒さとなるでしょう。さらに、沖縄地方では台風25号の影響で16日(土)から荒天となる恐れも。最新の天気予報と台風情報に注意が必要です。
今週の天気予報：気温の変化と雨の動向
今週の天気予報
14日(木)は高気圧に覆われ、全国的に晴れる所が多いでしょう。ただし、東海から西の太平洋沿岸部では湿った空気の影響で雨が降る可能性も。15日(金)と16日(土)は気圧の谷の影響で、関東から九州にかけて雨が降るでしょう。気温は高く、20℃を超える地域も。17日(日)は前線が北日本を通過し、全国的に雨。一時的に強い雨となる所もあるでしょう。
気温変化のグラフ
17日(日)の雨を境に、西高東低の冬型の気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込みます。18日(月)には北海道や東北北部で平地でも雪が降り、東北南部や北陸、関東北部では山沿いを中心に雪となるでしょう。晴れる地域でも冷たい季節風が吹き、体感温度はさらに低くなる見込みです。19日(火)と20日(水)は晴れても気温は上がらず、北海道から関東を中心に12月並みの寒さに。関東以西の都市部でも冬のコートやマフラーが必要となるでしょう。「気象予報士の佐藤さん」によると、この寒波は先週末よりも強く、急激な気温変化による体調不良に注意が必要とのことです。
トリプル台風発生：沖縄地方への影響は？
台風発生状況の図
現在、3つの台風（23号、24号、25号）が発生しています。日本への影響が懸念されるのは、24号と25号。25号は16日(土)に沖縄の南へ接近する見込みです。強い勢力ではなくなると予想されていますが、動きが遅いため、18日(月)にかけて沖縄地方に影響を及ぼす可能性があります。24号は25号の後を追うように西進し、16日(土)には非常に強い勢力に発達する見込み。沖縄地方では、今週末、これらの台風による荒天となる恐れがあります。特に先島諸島では、波や風、雨の影響が長引く可能性も。気象庁は、最新の台風情報を確認し、早めの対策を呼びかけています。
21日(木)以降：再び気温上昇、穏やかな秋晴れに
今後の天気予報
21日(木)以降は、再び高気圧に覆われ、晴れる日が多くなるでしょう。気温も上昇し、穏やかな秋晴れが続く見込みです。関東から九州では紅葉が見頃を迎える地域もあり、行楽シーズン到来。ただし、沖縄地方では23日(土)頃まで曇りや雨が続くでしょう。気温は平年より高めで推移する予想ですが、寒暖差が大きくなるため、服装で調整するなど、体調管理に気を付けましょう。「健康管理士の田中さん」は、気温変化が激しい時期は、特に高齢者や子供は体調を崩しやすいので、こまめな水分補給と十分な睡眠を心がけることが重要だと指摘しています。
