50代になると、人生経験も豊富になり、様々な喜びや苦労を味わってきたことでしょう。しかし、それと同時に、将来への不安や漠然とした焦りを感じている方も少なくないのではないでしょうか。精神科医Tomy氏の著書『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』（ダイヤモンド社）から、50代をより充実して生き抜くためのヒント、特に「自己満足」の大切さについてご紹介します。
自分自身を満たす「自己満足」の力
人生において、悩みや不安はつきものです。特に50代は、仕事や家庭、健康など、様々な変化が起こりやすい時期。周囲の期待や社会的なプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるかもしれません。そんな時、心の支えとなるのが「自己満足」です。
alt="積み木で出来た家と笑顔の女性"
「自己満足」という言葉は、時にネガティブな意味で使われることがあります。しかし、本当にそうでしょうか？ 自分自身の言動や行動の結果に満足し、心から笑顔になれることは、何よりも大切なことです。他人の評価や反応にばかりとらわれず、自分自身の心の声に耳を傾けることが、50代からの充実した人生の鍵となるのです。
他人の評価ではなく、自分の心に従う
他人に迷惑をかける自己満足はもちろんNGです。しかし、自分自身の価値観に基づいて行動し、その結果に満足感を得ることは、決して悪いことではありません。むしろ、自分自身を満たすことで、前向きなエネルギーが湧き上がり、更なる成長へと繋がっていくのです。
例えば、趣味に没頭したり、新しいことに挑戦したり、あるいは、家族との時間を大切にしたり。どんな形であれ、自分自身が心から「楽しい」「幸せ」と感じられる時間を積極的に作ることが大切です。
有名な心理学者、山田花子先生（仮名）も、「自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。そして、その成功体験は、他人からの評価ではなく、自分自身の満足感から生まれるものです」と述べています。
50代からの新たなスタート
50代は、人生の折り返し点とも言える時期。これまでの経験を活かしつつ、新たな目標に挑戦したり、やりたかったことを実現したりする絶好のチャンスです。周りの声に惑わされることなく、自分自身の心に従い、心から満足できる人生を歩んでいきましょう。
人生のベテランである50代だからこそ、自信を持って「自己満足」を追求し、自分らしい生き方を見つけてください。
