「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りのボランティア女性、際どすぎる服装に無所属で出馬する候補は「全然知らなかった」


【写真】物議を醸したスタッフ女性の「半ケツ」写真。ホットパンツ姿の女性が街宣カーの上に乗る“異様な光景”

「華やかな雰囲気の女性たちがビラ配りをしているのですが、どうにも露出度の高い服装なのです。膝上30センチ以上ありそうな超ミニスカートを履いた女性は、もはやヒップの下半分が見えているような“半ケツ”状態で、ネット上で〈話題作りが下品すぎる〉や〈有権者がコケにされているのだと怒ったほうがいい〉と批判が相次ぎました」(全国紙の政治部記者)

 NEWSポストセブン取材班は10月25日、中目黒で街頭演説をする田淵氏を訪ねた。演説に足を止める人は少なく、聴衆は10人程度だ。選挙カーの上には、田淵氏と黄色いジャンパーを羽織った若い女性が3人。女性たちは田淵氏のすぐ隣に立ってはいるが、特に言葉を交わす様子もなく、あまり親しいようには見えない。演説が終わり、選挙カーから降りてきた彼らを取材した。

「もっと下に、下に…」

──女性たちの露出の多い服装がバズっていますが。

「実は全然知らなかったんですよ。この人たち、来てもらった人たちなので。(超ミニスカートは)スタッフが『もっと下に、下に(引っ張って隠して)』と必死に指示してたらしいですよ(笑)」

──彼女たちが好きな服装で来たということですか?

「服装なんていうのは、こっちで強制できることではないので、それぞれの判断で着てきたということですね。(SNS上の)写真も見て、まぁ~ちょっと恥ずかしいのもありますけど、我々の若い頃、バブルのときは、ボディコンでタンクトップで、あんなの当たり前だったので。これで『露出が多い』と言われるのかと、時代は変わったという印象ですね。我々の時代を常識とすると、これでそんなに騒がれるのかと」

──選挙管理委員会などから注意はされていませんか?

「聞いていませんね。私がまだ聞いてないだけかもしれないけど」

──服装について、田淵さんがお願いしたのではない?

「そうです」

──スタッフの方はどうやって集めているんですか?

「知り合いから紹介されて、来ていただいたみたいですね。僕が集めたわけじゃないんですよ」

「そうです、もちろん」

 あくまで自分が指示したわけではなく、知人を介して集められた女性スタッフたちが自主的に露出度の高い服装を選んだだけだという田淵氏。当の女性たちはどう答えるか――後編記事では、ホットパンツと網タイツ姿で街宣カーに上がっていた女性が話した「田淵氏を支援する理由」や、際どい服装を選んだ理由などについて詳報している。

(後編へ続く)



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