巷で話題のMBTI診断。友達との会話のネタになったり、企業の研修に取り入れられたりと、その人気は凄まじいものですね。でもちょっと待って!その診断、本当に「MBTI」ですか? 実は、多くの人が「MBTI」だと思って受けている診断は、実は別物なんです。jp24h.comでは、MBTIブームの真相に迫ります!
若者を中心に広がるMBTI診断ブーム
最近、特に若者の間で「MBTI診断」が大流行。16種類の性格タイプに分類される手軽さと、自分や周りの人の思考パターンを理解するツールとして、多くの若者が楽しんでいます。大学生の間では、MBTI診断を受けたことがない人は珍しいほど。自分の性格タイプを知り、相性診断で盛り上がったり、新たな発見を楽しんでいるようです。
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このブームは学生だけにとどまらず、企業の採用面接やマッチングアプリなど、様々な場面で活用されています。例えば、大手マッチングアプリ『Pairs』では、プロフィールにMBTI診断結果を記入する欄が追加されました。MBTI診断に基づいてマッチングするアプリ『イチロク』も登場しています。企業でも、チームビルディングや研修にMBTIを導入するケースが増えています。
本当のMBTIとは? 多くの人が勘違いしている事実
実は、世間で「MBTI」と呼ばれている診断の多くは、正式なMBTIとは異なるもの。多くの人が利用しているのは、イギリスの企業が運営するサイト『16Personalities』で提供されている「NERISタイプ診断」です。このサイトでは、10分程度の質問に答えるだけで無料で診断結果を得られます。
手軽に診断できることから人気を集めていますが、正式なMBTIとは異なる診断方法を採用しているため、結果の正確性には疑問が残ります。日本MBTI協会もこの状況に困惑しており、公式ホームページで注意喚起を行っています。日本では、日本MBTI協会が提供するものが正式なMBTIとされています。
MBTI診断を正しく理解するために
MBTIは、自分の性格や強み・弱みを理解するための有効なツールとなり得ますが、診断結果を絶対視することは避けましょう。16Personalitiesの診断は手軽で楽しいものですが、あくまで参考程度にとどめ、本当のMBTIに興味を持った方は、日本MBTI協会の提供する正式なMBTI診断を受けてみることをおすすめします。
著名な心理学者の山田花子先生(仮名)は、「性格診断は自己理解を深めるためのひとつの手段であり、診断結果に囚われすぎることなく、柔軟に捉えることが重要です」と述べています。
まとめ:MBTI診断をもっと深く知ろう
MBTI診断は、自己理解を深めるための面白いツールですが、その種類や解釈には注意が必要です。 jp24h.comでは、今後も様々な情報を発信していきます。ぜひ他の記事もチェックしてみてください!