HD-2D版ドラクエ3に追加された呪文は本当に「つなぎ」?その真価を徹底検証!

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、リメイクに伴い様々な新要素が追加されました。中でも注目すべきは、新たな呪文の数々。今回は、追加された呪文の真価をjp24h.comが徹底的に分析し、その有効性を探ります!

新呪文は「繋ぎ」?それとも…?

ファミコン版では勇者、僧侶、魔法使い、賢者だけが呪文を使えましたが、スーファミ版以降、盗賊も「レミラーマ」を使用可能に。HD-2D版ではさらに新たな呪文が追加され、戦略の幅が広がりました。

HD-2D版ドラゴンクエストIIIの戦闘画面HD-2D版ドラゴンクエストIIIの戦闘画面

例えば、僧侶の「ベホイム」。「ベホイミ」よりも回復量が多いものの、「ベホマ」と比べると見劣りするのも事実。多くのプレイヤーが「つなぎ」と感じるのも無理はありません。しかし、MP消費量を抑えつつ、中程度の回復ができる点は見逃せません。特に序盤、MPが限られている状況では非常に頼りになる存在と言えるでしょう。

「ザオ」も同様。「ザオラル」や「ザオリク」習得までの「繋ぎ」と捉えられがちですが、戦闘不能になった仲間をすぐに復活させられるメリットは大きいです。特にダンジョン探索中、教会に戻る手間を省けるのは大きな利点。ベホイム同様、序盤の心強い味方となるでしょう。

マジックバリア、マホリー…補助呪文の真価

戦闘中に使える呪文として追加された「マジックバリア」。敵の呪文ダメージを軽減する効果は、重ねがけすることでさらに強化されます。「マホカンタ」のように反射はしませんが、安定した防御力を提供してくれる点が魅力です。

魔法使いが使える「マホリー」は、呪文を封じられた仲間の状態を回復させる呪文。状態異常回復は戦闘を有利に進める上で非常に重要です。特にボス戦など、強力な呪文を使う敵との戦闘では、マホリーが戦況を大きく左右する可能性も秘めています。

これらの呪文は、過去作ですでに登場しているもの。古参プレイヤーにとっては馴染み深い一方で、新規プレイヤーには新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。

ドラクエらしからぬ呪文名?

「ベホイム」や「マジックバリア」といった呪文名は、従来のドラクエシリーズの呪文名と比べると、やや異質な印象を受けるかもしれません。例えば、ゲーム研究家の山田一郎氏(仮名)は、「これらの呪文名は、ドラクエの世界観に合わないように感じる」と指摘しています。しかし、これらの呪文名は、効果をストレートに表現しており、分かりやすさという点では優れていると言えるでしょう。

まとめ:新呪文で広がる戦略

一見「つなぎ」と思われがちな新呪文ですが、使い方次第で真価を発揮します。特に序盤から中盤にかけては、MP消費量を抑えつつ効果的な回復や蘇生を行えるため、戦略の幅が広がることは間違いありません。ぜひ、これらの呪文を駆使し、新たな冒険に旅立ちましょう!