菅元首相「納得できない」 東電旧経営陣無罪判決

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オフサイトセンター(対策本部)を視察する菅首相(中央)=平成23年、福島県庁(代表撮影)
オフサイトセンター(対策本部)を視察する菅首相(中央)=平成23年、福島県庁(代表撮影)

 東京電力福島第1原発事故をめぐる東京地裁の同社旧経営陣への無罪判決を受け、野党からは19日、「納得できない判決」(立憲民主党の菅直人元首相)との声が上がった。

 首相在任時に福島原発事故の対応に当たった菅氏は取材に「最大15・7メートルの津波が襲う可能性があるとの証言があったにもかかわらず、対策を取らなかった」として、東電の対応に不備があったと指摘した。

 れいわ新選組の山本太郎代表は北海道稚内市で記者団に「津波が来たらどうなるかは東電幹部も確認していたはずだ。不当な判決だ」と述べた。

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