2024年は、悠仁さまの筑波大学合格という明るいニュースで幕を閉じました。この一年、他の皇族方々も様々な場面で活躍されました。今回は、記憶に残る愛子さまのご就職と佳子さまのギリシャご訪問を中心に、皇室の2024年を振り返ります。
愛子さま、日本赤十字社での新たな一歩
2024年4月、愛子さまは日本赤十字社本社に嘱託職員としてご就職されました。宮内庁発表によると、ボランティア活動を通して福祉活動への関心を深められ、社会貢献に繋がる日赤の活動に魅力を感じられたとのことです。中学生の頃、看護師を主人公にした短編小説を書かれていたというエピソードからも、人助けへの強い思いが伺えます。
青少年・ボランティア課に配属された愛子さまは、入社3日目から夜8時まで勤務されるなど、真摯に職務に取り組まれているようです。雅子さまが名誉総裁を務める全国赤十字大会では、裏方として出席者の誘導も担当されました。
愛子さま(写真=外務省/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons)
宮内庁が2024年4月に開設したインスタグラムでは、愛子さまの自然体な姿が垣間見えました。国民からの注目が集まる中、最近では写真の投稿が控えめになっているようにも感じられます。
佳子さま、外交舞台での輝き
日本とギリシャの外交関係樹立125周年という節目の年、佳子さまは5月にギリシャを公式訪問されました。ギリシャの要人たちと華麗な外交を展開され、ギリシャ語で感謝の気持ちを伝えたり、ギリシャ料理への深い愛情を示されるなど、高いコミュニケーション能力を発揮されました。
ギリシャカラーのブルーの装いで公務に臨まれた佳子さま。一日5件もの過密スケジュールをこなし、着物姿でのスピーチやダンスで培われた体力も見事でした。近年の積極的な公務への取り組みからは、将来を見据えた強い意志が感じられます。
秋篠宮ご一家
佳子さまのファッションセンスも常に注目を集めています。ギリシャで着用された2990円のブルーのトップスは大きな話題となり、国内ブランド「Pierrot」の商品ではないかとの憶測も飛び交いました。世界的に有名なファッショニスタであるギリシャのマリア=オリンピア王女との交流も見てみたかったという声も上がっています。佳子さまは、ヨーロッパのロイヤルファミリーにも引けを取らない存在感を放ち、日本の皇室の魅力を世界に発信する大きな可能性を秘めています。
2025年に向けて
愛子さま、佳子さまをはじめとする皇族方の活躍は、国民に希望と勇気を与えてくれます。2025年も、皇室の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。