年末の芸能界に激震が走った。元SMAPの中居正広氏に女性トラブル報道が浮上し、大きな波紋を広げている。週刊誌報道によると、昨年、中居氏と女性との間で性的なトラブルが発生し、代理人を通じて9000万円もの解決金が支払われたという。
テレビ番組への影響は?
この報道を受け、中居氏がMCを務めるTBS系「中居正広の金曜のスマイルたちへ」の収録が直前でキャンセル。さらに、年明け放送予定の同局「THE MC3」も放送を見送ったとの情報も出ている。中居氏自身は27日、有料会員サイトで謝罪声明を発表し、「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」とコメントした。
中居正広氏の番組収録風景
昨年の松本人志氏のケースとの類似点
昨年の年末には、ダウンタウン松本人志氏の性的スキャンダルが週刊文春で報じられ、大きな騒動となった。今年は中居氏と、年末に大物芸能人のスキャンダルが報じられるという点で類似している。テレビ局関係者は「どちらも超大物であり、レギュラー番組も多い。各局対応に追われている」と語っている。
なぜ年末に集中するのか?
年末にこのような報道が集中する背景には、週刊誌のビジネス戦略があるようだ。中居氏の報道を掲載した「女性セブン」と「週刊文春」はどちらも年内最終号。昨年の松本人志氏の報道も週刊文春の最終号だった。
出版関係者は「年末年始の帰省シーズンは週刊誌の売上が伸びる時期。最終号は合併号であることが多く、2週間店頭に並ぶため、特ダネを掲載する傾向にある」と指摘する。実際、松本人志氏の報道は完売となり、大きな反響を呼んだ。
今後の展開は?
ワイドショー関係者によると、中居氏に関する情報は今秋頃から流れ始め、年内最終号に向けて取材が進められていたという。「年明けにも続報が出る可能性が高く、騒ぎは簡単に収束しないだろう」との見方も出ている。中居氏にとっては、落ち着かない年末年始となりそうだ。
白髪交じりの松本人志氏
中居正広氏の女性トラブルは、今後の芸能活動に大きな影響を与える可能性がある。事態の推移を見守りたい。