佐々木希、ジュエリー代金トラブルの真相:職人が語る不信感と「ものづくりへのリスペクトのなさ」

佐々木希さんとアンジャッシュ渡部建さん夫妻が、オーダーメイドジュエリーの代金支払いを巡り、職人A氏との間で金銭トラブルに発展していたことが報じられました。既に解決済みとされているこの騒動ですが、A氏側からは未だに不信感が拭えないとの声が上がっています。一体何が起こったのでしょうか? 本記事では、A氏への取材に基づき、詳細な経緯やA氏の心情に迫ります。

トラブルの発端:食い違う主張と「予算はいくらでもいい」の真意

事の発端は、2023年9月、佐々木さんからA氏へのジュエリー制作依頼でした。「予算はいくらでもいい」という佐々木さんの言葉を受け、A氏は他の顧客のオーダーを断り、制作準備を進めていたといいます。しかし、50万円の見積もりを提示後、佐々木さんからの連絡は途絶えがちになったとのこと。

佐々木希氏のジュエリーデザイン案佐々木希氏のジュエリーデザイン案

その後、2024年5月、知人を介した会食の場でようやく対面での打ち合わせが実現。「予算は40万円」と伝えられたA氏は、5月末までの入金を依頼しました。しかし、入金はされず、A氏は制作を断り、キャンセル料を含めた66万円を請求。佐々木さんは謝罪し、後日、金額は振り込まれました。

佐々木さんの代理人は、「振り込み期限の設定がなかった」「A氏の連絡に恐怖を感じた」「66万円を振り込んだ」と説明。警察にも相談したと主張しています。

A氏の主張:謝罪なき解決と募る不信感

金銭的には解決したものの、A氏は夫婦の対応に強い違和感を覚えているといいます。特に、渡部さんから送られてきた「言われた通りのお金を振り込みました」「これで全てが終われるのか?まだ遺恨が残るのか?」といったLINEのメッセージに、A氏は被害者意識を感じ、不信感を募らせたようです。

初対面は和やかな雰囲気

A氏と渡部・佐々木夫妻の出会いは、渡部さんの活動自粛中だった2020年の秋。共通の知人を介して対面し、ジュエリー制作を依頼されました。当時、渡部さんは「仕事ないからお金ないよ」と冗談を言うなど、和やかな雰囲気だったとA氏は振り返ります。

真に求めていたのは心からの謝罪

A氏は、金銭トラブル以上に、心からの謝罪を求めていたといいます。当初、受け取った66万円は子ども食堂への支援金に充てる予定でしたが、その後、能登半島地震の被災地支援として「のとじま水族館」に全額寄付したとのこと。

和解の可能性は? A氏の揺るがない決意

A氏は、「真摯に謝罪があれば許していた」としながらも、夫婦の対応に「ものづくりへのリスペクトのなさ」を感じ、和解する意思はないと断言しています。 A氏にとって、この一件は金銭問題を超え、職人としてのプライドを深く傷つける出来事となったようです。

この金銭トラブルは、依頼者と制作者間のコミュニケーションの難しさ、そして「ものづくり」に対する姿勢の違いを浮き彫りにしました。 今後の展開が注目されます。