この記事では、歌手こっちのけんとさんが双極性障害(躁うつ病)のため活動休止を発表したことをお伝えします。レコード大賞最優秀新人賞受賞、紅白歌合戦出場と活躍の2024年を振り返りつつ、今後の闘病生活への決意を語ったメッセージに注目します。
闘病生活と休止宣言
2025年1月1日、歌手こっちのけんとさんは自身のX(旧Twitter)で「当分休みます」と発表しました。これは公表している双極性障害(躁うつ病)の治療に専念するためと見られています。
こっちのけんと
2024年は、5月に配信リリースした「はいよろこんで」が大ヒット。第66回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場するなど、まさに飛躍の年となりました。
感謝と今後の展望
「同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人、可能な限り背負わせていただき、人生をかけて1年間歌わせていただきました。本当にありがとうございました」と、ファンや関係者への感謝の思いを綴っています。
また、「若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます」と、自身の病状についても率直に明かしました。
精神科医の山田先生(仮名)は、「躁状態の後には鬱状態が訪れることが多く、休養は適切な判断と言えるでしょう。自身の状態を客観的に認識し、公表できることは、病気の理解促進にも繋がります」と語っています。
病気との向き合い方
「どれだけ人生が変わっても『死にたいな』と考えてしまうので、やっぱり病気なんだなと思います」と、病と闘う苦悩も吐露。しかし、同時に「僕が頑張れた理由を考えると僕を支えてくださった皆様のおかげだったなと確信しております」と、周囲への感謝を改めて強調しています。
「悩みは解決するのが1番ですが、持ち続ける事で人生を彩ることも出来ます。それが証明できた事だけでも僕の人生は最高です」と、前向きな言葉も。
未来へのメッセージとエール
最後に、「世界中で悩んでいる人たちに、その優しさを向けていただければ幸いです」と、世界中の人々へメッセージを送りました。「死なないように生きておきます。いってきます!」という言葉からは、力強く未来へ進んでいく決意が感じられます。
彼の今後の活動再開を待ち望むとともに、一日も早い回復を心から願っています。