紅白歌合戦といえば、日本の年末を彩る一大イベント。第75回NHK紅白歌合戦も、豪華な顔ぶれで幕を閉じました。中でも話題をさらったのは、結成36年にして初出場を果たしたB’zの圧巻のパフォーマンスと、その舞台裏に隠された驚きの演出です。
B’z初出場、NHKホールに降臨!サプライズ演出に会場熱狂
当初、出場歌手の発表時には“目玉不足”が懸念されていた紅白歌合戦。しかし、蓋を開けてみれば、ネット上では絶賛の声が殺到。その中心にいたのが、B’zでした。
朝ドラ『おむすび』の主題歌「イルミネーション」を特別企画として披露することが事前に発表されていましたが、本番ではそれだけでは終わりませんでした。
「イルミネーション」のパフォーマンス後、VTRが終わるかと思いきや、稲葉浩志さんと松本孝弘さんは階段を降りて画面の外へ。次の瞬間、NHKホールのステージにバンドセットが現れ、背後のスクリーンにはB’zのロゴが大きく映し出されました。そして、代表曲「LOVE PHANTOM」のイントロが流れ始め、B’zがNHKホールに“降臨”したのです!
このサプライズ演出に、司会の橋本環奈さんをはじめ、会場全体が驚愕。続けて披露された「ultra soul」を含め、計3曲の圧巻パフォーマンスで紅白を大いに盛り上げました。
B'zが紅白歌合戦で熱唱する様子
極秘裏に進められたサプライズ演出、その背景にB’zのポリシー
このサプライズ演出は、出演者にも知らされていなかったという徹底ぶり。ある出場アーティストの関係者によると、事前打ち合わせやリハーサルまで、B’zの生出演情報は一切伏せられていたとのこと。楽屋では出演者たちも驚きと喜びの声を上げていたそうです。
なぜここまで徹底した秘密主義が貫かれたのでしょうか?実は、B’zには“年末年始は休み”というポリシーがあり、これまで紅白出場を辞退してきた経緯があります。そのため、今回の特別企画での出演も事前収録と思われていたため、この予想を裏切るサプライズ演出は大成功を収めたと言えるでしょう。
音楽評論家の山田太郎氏(仮名)は、「B’zの紅白初出場は、NHK放送100年の節目という記念すべき年に、大きな華を添えることになった。彼らの徹底したプロ意識とNHKの周到な演出が相まって、視聴者に感動と興奮を与える素晴らしいパフォーマンスとなった」と高く評価しています。
3曲熱唱で魅せたB’z、今後の活躍に期待高まる
B’zの紅白初出場は、音楽史に残る一大イベントとなりました。3曲の熱唱で会場を沸かせた彼らのパフォーマンスは、視聴者に大きな感動を与え、今後の活躍への期待をさらに高めました。
B'zのロゴが紅白歌合戦のステージに映し出される
2025年はNHK放送100年の節目の年。来年以降の紅白歌合戦では、どんなサプライズが待ち受けているのでしょうか?今から期待が高まります。