上沼恵美子さんといえば、歯に衣着せぬ発言と軽快なトークで人気のお笑いタレント。数々の番組でMCを務めるなど、まさに日本の芸能界を代表する存在と言えるでしょう。そんな上沼さんが、1月2日放送の読売テレビ・日本テレビ系特番『上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない』で、自身の淡い恋の思い出をテレビで初告白しました。50歳当時の切ないエピソードに、スタジオは感動と笑いに包まれました。
番組での告白、きっかけはゲストの相談
番組では、上沼さんとサンドウィッチマンのお二人が、芸能人の悩みに耳を傾け、解決の糸口を探っていくという内容。様々な相談が寄せられる中、ゲストの金子恵美さんが、夫である宮崎謙介氏の浮気癖について触れ、自身も元彼と会っても良いかどうかという相談を持ちかけました。
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すると上沼さんは、金子さんを後押しするように「女性ホルモンが出る。ドリンク飲んだり、エステ行くよりずっといい!」と力説。「私知ってるも~ん」と楽しそうに語り始め、自身の過去の恋愛経験を明かしました。
上沼さんの淡い恋、お相手は?
上沼さんが50歳頃に出会ったというその男性は、『おしゃべりクッキング』のスタッフだったとのこと。葉巻を吸い、ワインを嗜むダンディな姿に惹かれたそうで、当時の様子を「女性ホルモン、わっかわっか!」と身振り手振りを交えて振り返り、スタジオの笑いを誘いました。
料理研究家の小林カツ代さん(仮名)は、こういった大人の恋愛について、「人生経験を重ねたからこそ生まれる、深みのある恋愛ですよね。相手への尊敬や理解がベースにあるからこそ、特別な感情が芽生えるのだと思います」と語っています。
しかし、幸せな時間は長くは続きませんでした。上沼さんは「大きな病気にかかって彼は1年後に死んじゃったんですよ」と告白。好きだったという想いを静かに漏らすと、スタジオは感動と静寂に包まれました。
切ない恋バナにスタジオも感動
予期せぬ告白に、サンドウィッチマンのお二人も驚きを隠せない様子。伊達みきおさんは「こんな素敵な話が聞けると思わなかった」とコメントし、富澤たけしさんも「上沼さんの人間味あふれる一面が見られました」と感想を述べました。
人生経験豊富な上沼恵美子さんの、切なくも温かい恋の思い出。視聴者からも多くの反響が寄せられ、「感動した」「勇気をもらった」といった声が上がっています。
人生には様々な出来事がありますが、その一つ一つが私たちを成長させてくれるのでしょう。上沼さんの告白は、多くの人々に勇気と希望を与えてくれたのではないでしょうか。