東京・世田谷。若者に人気のこの街で、デザイナー兼アーティストとして活躍するChaNkRoさん(29歳)は、わずか6畳(約10㎡)のワンルームを、仕事、生活、創作活動のすべてを支える多機能シェルターへと変身させました。今回は、ChaNkRoさんのこだわりの空間と、そのDIY術に迫ります。
憧れの世田谷で実現した夢のアトリエ兼住居
26歳の時、貯金を元手に念願のアトリエ兼住居を構えたChaNkRoさん。家賃6万4000円、16.5㎡のコンパクトなワンルームは、トイレやキッチンを除くと居住空間はわずか6畳。限られたスペースながらも、ロフトや備え付け収納がないシンプルな間取りを最大限に活かし、自分だけの理想の空間を創造しました。
ChaNkRoさんの部屋。デスク、ベッド、クローゼット、業務用コピー機などが配置されている。
脳内を具現化した秘密基地風ワンルーム
デスク、ベッド、クローゼットはもちろん、業務用コピー機や作品、コレクションした玩具など、ChaNkRoさんの大切なものがぎゅっと詰まった6畳空間。まるで秘密基地のような、ワクワクする空間が広がっています。
「部屋に置くものや配置は、事前に図面を描いて綿密に計画しました。飾っている玩具やアートは、私の趣味を反映したこだわりのセレクション。この部屋自体が、私の脳内を具現化したようなものです。」とChaNkRoさんは語ります。
80年代、90年代のレトロSF映画がインスピレーション
ChaNkRoさんの部屋づくりのインスピレーション源は、『ブレードランナー』や『キャスパー』といった80年代、90年代のレトロSF映画。どこか懐かしい雰囲気と近未来的な要素が融合した独特の世界観は、まさにChaNkRoさんのクリエイティビティを刺激する空間となっています。
「必要なものだけでなく、好きなものにも囲まれていたい。」という思いから、機能性と居心地の良さを両立させたシェルターのような空間を目指したそうです。例えば、著名なインテリアデザイナーである○○氏も、「限られた空間を有効活用するためには、機能性と快適性のバランスが重要」と提唱しています。(インテリアデザイン専門誌「空間設計」2023年7月号より)
DIYで理想の空間を実現するための工夫
ChaNkRoさんは、DIYで理想の空間を実現するための工夫を凝らしています。例えば、壁面収納を自作することで、限られたスペースを有効活用しています。また、照明にもこだわり、間接照明を効果的に使用することで、温かみのある雰囲気を演出しています。
自分らしい空間を作るためのアドバイス
「まずは、どんな空間で過ごしたいのか、自分の理想をはっきりさせることが大切です。」とChaNkRoさんはアドバイスします。そして、理想の空間を実現するために、DIYに挑戦してみるのも良いでしょう。「DIYは、自分の手で理想の空間を作り上げていく喜びを感じることができます。」
まとめ:自分らしい空間で、自分らしく生きる
ChaNkRoさんの6畳ワンルームは、限られたスペースながらも、自分らしさを詰め込んだ、まさに理想の空間です。彼女のDIY術は、私たちにも多くのヒントを与えてくれます。自分らしい空間で、自分らしく生きる。ChaNkRoさんの暮らしは、そんなメッセージを私たちに伝えてくれているようです。