経済アナリストの森永卓郎さんが、1月15日、ラジオ番組に出演し、がん闘病中の体調について語りました。
番組冒頭、司会者が、森永卓郎さんが前日のYoutube番組に出演した際、具合があまり良くなかったことを説明。
続けて、司会者は「『今日は無理せずに、モリタクさん、休んでいいですよ』っていうことを、番組としても伝えていたんですけど、『いやいやいや』と言って、スタジオにやってきたのが、森永卓郎さん。おはようございます。」と、森永卓郎さんを紹介しました。
森永卓郎さんは『リスナーの皆さんに、うん。やっぱり直接説明しないといけないかなと、思ったんですけれども。」と、番組を休まなかった理由を説明。
続けて「何が起こったかっていうと、先週の金曜日に、血液検査を受けたんですね。そしたら、CA19-9っていう、腫瘍マーカーが、これ正常値の上限が、『36』ぐらいかな。それが『4100』もあって。100倍以上。お医者さんの見立ては『転移が始まってる可能性がかなり高い』」「転移が実際に始まるまでは、大丈夫だと思ってたんですけれども、月曜日からですね、体調が急変して」と、話しました。
これを受けて、司会者が「月曜日から? じゃあ番組に出てる時、ちょっとしんどかったんですね」と尋ねると、森永卓郎さんは「そうそうそうそう。終盤は結構きつかったんですよ。お腹とか背中の、中心部の周りが、激痛が走るようになって、痛くて、痛くって。」と、状況を明かしました。
更に、森永卓郎さんは「もう一つ、原因はよくわかんないんですけど、筋力が落ちて、スイスイ歩けないっていう状態になっちゃった。」と、説明しました。
司会者が「ざっと振り返るとね、去年の今頃も、確かしんどかったんですけど、だんだんモリタクさん、筋力も上がってきたって言うと変ですけど」と話すと、森永卓郎さんは「普段はスイスイ歩いてたんですよ。」「それが、歩けないし、寝返りも打てないっていう状態になって、ずーっと。」「その状態が、なかなか改善しなくて。」と、語りました。
森永卓郎さんは、そんな中、駅で「反対側のホームに出る入口入っちゃったんですよ。そしたら線路をくぐって上がっていかなきゃいけないんで、時間がなかったんで、とてつもない段数を無理してのぼったら、それがきっかけでガタっと来ちゃって。」と、説明。
これを受けて、司会者が「そういうことってあるんですね。月曜日のことですよね。」と話すと、森永卓郎さんは「それ以降ずっと、寝てる状態なんです。」と、明かしました。