フジテレビ系列の準キー局・関西テレビ(カンテレ)の新春社長会見が22日16時半より開始された。
中居正広さんの女性トラブルに関する一連の報道を受け、会見冒頭、大多社長は「関西テレビ視聴者の皆様、関係者の皆様、取引をしていただいている方々、関西テレビの社員、多くの皆様にご心配とお迷惑をおかけしている。心からお詫び申し上げる」と陳謝し、「フジテレビに調査を求めていきたい」「関西テレビでも女性アナを伴った会食、芸能関係者との関係をめぐる社内調査を早々に行いたい」とした。
中居正広さんと女性とのトラブルは大多社長が専務としてフジテレビに在籍していた時の事案で事態は把握していたという。
さらに、関西テレビ報道部門の社員からの「フジテレビの中で立場の強い人物がタレントや芸能人との関係を築くために立場の弱い女性を利用して “性接待”させたのではないか? 組織的にこれまでで何十年にわたってそうしたことがなかったと大多社長が自信を持って断言できるのか」という質問に対して、「私が知る限り“性的な接待・上納・献上”は聞いたこともない。だが、今の状況を考えると調査委員会にしっかり他にも何かあったのかどうか、今こそ調べてもらうことが今後のテレビにとって一番大切な局面だと思っている」と答えた。
フジテレビは第三者の弁護士を中心とした「調査委員会」を発足させることを明らかにした。港浩一社長も対象になるといい、一部週刊誌が報じた「食事会」と社員の関与の有無などについて、改めて調査を行うという。
(ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部