<新居の天井にへばり付いていた大きなクモが抱えていた「ただ事ではない秘密」とは──>
新居の天井にクモがいるのを発見した英国在住のある女性は、何もせずに「そっとしておいた」ところ、後に驚きの光景を目の当たりにすることとなった。
【動画】壁という壁をクモが這い回る「悪夢の光景」…天井にいた巨大グモを放置した結果(閲覧注意)
クモ恐怖症とはその名のとおり、クモを怖がることを表す医学用語であり、世界で最も一般的な恐怖症の一つだ。
2009年に欧州の口腔科学専門誌「European Journal of Oral Sciences」で発表された研究などによれば、クモ恐怖症を持つ人の割合は人口のおよそ2.7%から6.1%と推定されている。また、クモ恐怖症は男性より女性に多いことが分かっているという。
英国のコーンウォールに住むエリノア・スミスはこれまで、クモを目にしてもイヤだと思ったことが一度もない。「クモがいてもまったく平気です」とスミスは本誌に語った。スミスは、「大きくても小さくても生き物は大切に扱うべき」という強い信念の持ち主だ。「だって、生き物はみな、今いる所で生き延びようとしているだけだから。人間と同じようにね」
というわけでスミスは、家族とともに移り住んだ新居で天井の高いところに大きなクモがいるのを発見しても気にせず放っておいた。
「何か悪さをしているわけではなかったのでそのままにしておいた」とスミスは話した。「それに、とても高いところにいたので手が届かなかった。クモは動きも素早いし」
<大きなクモが秘めていた大きな秘密>
そのときのスミスが知る由もなかったのは、そのかなり大きなクモには大きな秘密があったことだ。クモを見つけてからしばらくして、スミスはその秘密を知ることとなった。壁や天井のあちこちに赤ちゃんグモが出没し始めたのだ。「100匹から150匹はいたと思う」とスミスは言う。
その様子は、スミスが自身のTikTokアカウント「@thecornishcrafter」に投稿した動画で見ることができる。動画には、部屋の壁や天井のあちこちに、小さくて黒い点状の赤ちゃんグモたちがくっ付いているのが映っている。スミスは「彼らは本当にそこら中にいる」とコメント。この動画の再生回数は33万回を超えている。
映像を見てゾッとしたユーザーもいたようだ。「モンスターがいる家と知っていて、どうして眠ることができるのか」というユーザーもいれば、「これこそ最悪の悪夢」、あるいは「ああ神様、私なら絶対に眠れない」とコメントした人もいた。
幸いにもスミスはそんなふうにクモを嫌っておらず、動画を撮影した日から数日かけて、自力でこの問題の大半に対処できたようだ。「赤ちゃんグモの大半とお父さんグモは生きたまま家の外に追い出した。クモの巣がひどくて、ちょっと手に負えなくなったから」とスミスは話している。
<お母さんグモは…>
とはいえ、ルームメイトであるクモたちを1匹残らず追い出せたわけではないようだ。「お母さんグモと赤ちゃんグモがまだ少し家の中にいる」と言う。「お母さんグモは動きが速くて捕まえられない」
この動画を見て落ち着かない気分になった人もいるだろう。しかしスミスは人々に、クモなどの生き物に関する自分のメッセージを気にかけてほしい、と願っている。
「このエピソードを知っておもしろいと思ったり、くすっと笑ったりしてもらえるといいなと思う。それからクモは決して怖い生き物ではなく、殺す必要はないと分かってもらえれば嬉しい」とスミスは語った。
(翻訳:ガリレオ)
ジャック・ベレスフォード