国民民主党の日隈慈・大津市議会議員は30日、公式SNSを通じ、自身の発言について党本部から指導を受けたとして「深くお詫び」と謝罪した。
日隈市議は、千代田区長選挙(2月2日投開票)に立候補している無所属の新人で公認会計士の佐藤沙織里氏に対し批判するような文面をXに投稿。佐藤氏は「非常に不快です 私は当選を目指してます」などと反論していた。
27日に日隈氏は「ポスター問題は東京都知事選挙に関するものであり、“当選を目指さない”という表現は兵庫県知事選挙に関するものです。誤解を招く表現となりましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「都知事選ポスター問題、当選を目的としない兵庫県知事選挙の話まで、さとう候補への批判の様に捉えられるとご指摘を多くいただきました。また、動画も非公開にしてくださったので、投稿は本日22時に削除し、改めて誤解を与えてしまった事を謝罪をさせていただきます。誠に申し訳ございませんでした」と呼びかけた。
佐藤氏はこの投稿を引用し「国民民主の議員ひぐまさん ご要望の通り、動画を非公開にしました。でもね、これは言論統制ですよ」と指摘。「決意を固めました。政党政治を千代田に持ち込んではいけない 言いたい事も力でねじ伏せられる」とつづった。
30日、日隈氏は「先日の私の軽率な発言により、党本部並びに都連の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、SNS上ではございますが、深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪。「対面での謝罪は、党大会の日に改めてさせていただきます」とし、「党本部からご指導を賜りましたことに感謝申し上げると共に、今後学びを重ね、誠心誠意努めてまいります」とした。