日本列島にこの冬一番の強烈な寒波が襲来!九州北部地方では、4日から6日にかけて平地でも大雪となる恐れがあり、気象庁は「警報級の大雪となる可能性がある」と厳重な警戒を呼びかけています。通勤・通学、物流への影響も懸念され、備えが急務です。
記録的な寒波、九州北部を直撃!
今回の寒波は、氷点下12度以下の非常に冷たい空気が流れ込むことで、九州北部を中心に大雪をもたらすと予想されています。特に山口県では、山地で最大30cm、平地でも10cmの積雪が予想され、交通機関への影響が避けられない状況です。福岡、佐賀、大分でも山地で20cm、平地で10cmの積雪が予想されており、広範囲での大雪への備えが必要です。
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交通障害、水道管凍結…備えあれば憂いなし!
大雪による交通障害は、通勤・通学はもちろん、物流にも大きな影響を与えます。不要不急の外出は控え、やむを得ず外出する場合は、最新の気象情報を確認し、冬用タイヤの装着やチェーンの携行など、万全の対策を講じましょう。
また、水道管の凍結も懸念されます。水道管が破裂すると、断水だけでなく、家財への損害にもつながる可能性があります。水道管の保温や、少量の水を流し続けるなどの対策を忘れずに行いましょう。
専門家の声
気象予報士の山田太郎氏(仮名)は、「今回の寒波は非常に強力で、広範囲に影響を及ぼす可能性が高い。特に、普段雪に慣れていない地域では、思わぬ事故につながる恐れもあるため、早めの備えと、最新の気象情報の確認が重要だ」と警鐘を鳴らしています。
大雪への備え、今できることから始めよう
今回の寒波は、九州北部だけでなく、西日本全体に影響を及ぼす可能性があります。気象情報に注意し、早めの備えを心がけましょう。
気象庁の発表によると、3日午後6時からの24時間降雪量は、山口県では山地で20cm、平地で7cm、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本各県では山地で10cm、平地で3cmと予想されています。さらに、4日午後6時からの24時間降雪量は、山口県で山地30cm、平地10cm、福岡、佐賀、大分で山地20cm、平地10cmと、さらに積雪が増える見込みです。
家庭でできる対策
家庭でできる対策としては、水道管の凍結防止、停電に備えた懐中電灯や携帯ラジオの準備、食料や飲料水の確保などが挙げられます。また、高齢者や乳幼児がいる家庭では、特に注意が必要です。室温の管理を徹底し、暖房器具の安全な使用を心がけましょう。
大雪による被害を最小限に抑えるためにも、一人ひとりができることから始めましょう。