国民から「次の首相」と期待され、圧倒的な支持を得てきた石破茂氏。しかし、首相就任後は一転、批判の渦中に。そのギャップの真相を探るべく、jp24h.comは石破氏の地元、鳥取県鳥取市を訪ね、長年彼を支えてきた人々に話を聞きました。一体何が、国民的人気を誇った政治家をここまで変えたのでしょうか?
鳥取での圧倒的支持と全国区での落差
2024年末、鳥取市内のカフェで石破氏後援会のメンバーである山本さんと田中さん(共に仮名)にインタビューを行いました。お二人は家族ぐるみの付き合いということもあり、幼少期からの石破氏をよく知る人物です。
鳥取1区では1986年の初当選以来、13回連続当選。2012年以降は得票率80%超えという圧倒的な支持を得ています。しかし、全国区での支持率は低迷。この乖離はどこから来るのでしょうか?
幼少期の石破氏と後援会メンバー
サービス精神旺盛?それとも真面目すぎる政治家?
魔人ブウのコスプレで話題になった石破氏。サービス精神旺盛な一面が垣間見えたようにも思えますが、後援会メンバーの見方は少し違います。
「石破さんは、サービス精神とは無縁な人。決して無愛想ではありませんが、冗談を言ったり、場を和ませようとするタイプではないんです」と山本さんは語ります。田中さんも「とにかく真面目。政治家として必要だと思えば、どんなことでもやる人。魔人ブウのコスプレも、イベントで用意されていて断れなかったと聞いています」と証言しました。
地元では「親戚のおじさん」のような存在
山本さんは、幼少期の自分と20代の石破氏のツーショット写真を見せてくれました。後援会主催のクリスマスパーティーで撮影されたもので、石破氏はサンタクロースに扮しています。
「私にとって石破さんは、子どもの頃からいる親戚のおじさんみたいな存在」と山本さんは言います。地元では、飾らない人柄で親しまれているようです。
サンタクロースに扮した石破氏
真面目さが裏目に?批判の理由を探る
「次の首相」と期待されながら、就任後は批判の的となった石破氏。発言のブレや服装、食事のマナーなど、様々な点が指摘されています。
政治評論家の加藤一郎氏(仮名)は、「石破氏は非常に真面目な政治家。しかし、その真面目さが時に融通の利かなさとして映り、批判につながっている可能性がある」と分析しています。
今後の石破氏に期待されること
国民の期待を一身に背負い、首相の座に就いた石破氏。しかし、その後の道のりは平坦ではありませんでした。
今後、石破氏が国民の信頼を取り戻し、真価を発揮するためには何が必要なのでしょうか? 地元の声、専門家の分析を踏まえ、今後の動向に注目が集まります。